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Circle 6 King Of The Deathmatches 2023 Review ボビー・ベバリー対MAO他

Circle 6 King Of The Deathmatches 2023 12/30/2023

 

www.fite.tv

 

1回戦-ウルトラヴァイオレント-バプチズム・デスマッチ
ボビー・ベバリー対MAO

 意外に蛍光灯は初めてのMAO。そのフォローはTOD覇者、仕事人ベバリーに任せておけば問題なし。通常技を絡めながら、蛍光灯攻撃をメインに堅実に展開。対するMAOもハードコアは大得意なだけあり、難なく対応。

 レスラーとしてのスキルの高さ、身体能力の高さも発揮し、同じレスラーとしてのスキルが高いベバリーと質の高い攻防を実現。刺々しすぎず、かと言って軽すぎずの絶妙なラインを行っていて、このカードにおける最適解を弾き出したデスマッチでした。  

 中々良い試合。
評価:***1/2

 

1回戦-ウルトラヴァイオレント・カスケット・デスマッチ
パガノ対ドクター・リダクテッド

 

 AAAスターのパガノとICWレギュラーのリダクテッドによるハイフライングムーブを多用した蛍光灯マッチ。デスマッチ要素は蛍光灯で出せるので、後は動き続けて、派手なムーブも連発したことで、想像よりも遥かにスイングした試合となる。

 リダクテッドは、その破天荒なスタイル的にメキシカン・デスマッチの方がより力を発揮出来るかもしれない。中途半端に棺桶マッチであることを出さず、最後まで温存したのも正解でした。平均的良試合。

評価:***1/4

 

1回戦-バーブドワイヤー・バンドルズ・デスマッチ
アティカス・クーガー対ジャーニー・ファトゥ
 ジャーニーの重爆攻撃に大苦戦するアティカスだが、得意の竹串攻撃や有刺鉄線を巻いた蛍光灯束攻撃で反撃。

 デスマッチ業界では破格の怪物感を出す巨漢ジャーニーと自身の団体で意気込みが違うアティカスのハードワークが上手くマッチした良試合でした。
 平均的良試合。
評価:***1/4

 

全体評価:7