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ICW NHB Volume 61: International Death Summit Review ダニー・デマント対アレックス・コロン/エリック・ライアン対伊東優作

ICW No Holds Barred

Volume 61: International Death Summit 4/5/2024

iwtv.live

 

エリック・ライアン対伊東優作

 


 日本デスマッチシーン、注目のヤングガンズ伊東と来日経験もある凄腕ライアンによる蛍光灯デスマッチ。景気良く矢継ぎ早に蛍光灯を割っていく中に、伊東もクレイジー・アピールを織り交ぜて行く形。

 ライアン×蛍光灯ということで中々外しにくい構図であったが、伊東も持ち味をアピールすることに成功していた一戦。

 平均的良試合。
評価:***1/4

 

ダニー・デマント対アレックス・コロン

 

 


 本来はマイキー・ウィップレックとの一戦だったが、キャンセルによりオープンチャレンジとなった。そこに現れたのは、何とアレックス・コロン。
 XPWとWrestling Revolverを主戦場にしているコロンだが、ICWの舞台にも復帰。観客として来場していた盟友サミ・キャラハン&ジェシカ・ハヴォックカップルが見守る中の登場。(サミはカメラが回っている中でも抱き合っていたのは笑ったが)
 現れたコロン、GCWを出なくなりデスマッチの頻度が減っただけで、その手の試合は少しは戦っている。さすがにTOS3連覇の強者だけあり、登場するなり試合を巧く支配し、デマントと会場をコントロール。

 XPWの時の様に嫌々やるのではなく、本来の真摯に取り組む姿で臨んでくれたことにより、試合が引き締まる。コロンの気合いを受けたデマントもいつも以上に熱が入った攻撃で応えた結果、見所も多く出来た良デスマッチに昇華。本来のアレックス・コロンなら朝飯前だと言わんばかりの何か吹っ切れたというべき活躍でした。

 試合後は、Circle6のボスであるアティカス・クーガーを挑発。マードックとカークスがGCWに移った中、アティカスやジャスティス、コロンを獲得出来れば結果イーブンにはなりそう。
 中々良い試合。
評価:***1/2