全日本プロレス(AJPW)
国立代々木競技場 第二体育館大会 12/31/2023
三冠ヘビー級選手権試合
中嶋勝彦(c)対宮原健斗
【 12.31代々木大会アーカイブ配信中】
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2024年1月7日
三冠のベルトをかけて両者が再び交わる…
◆三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第71代王者】
中嶋勝彦
vs
【挑戦者】
宮原健斗
📺ご視聴はこちらhttps://t.co/2R4sZMh2DS#ajpw #大晦日代々木決戦 pic.twitter.com/CMhGt2kNVr
タッグリーグはいつもの中嶋だったが、藤田の様な金髪坊主に白のショートトランクスに、白のガウンを羽織り、赤のタオル。
更には、新間寿氏を引き連れ、アリ・ボンバイエで登場。更にはアリ・キックやドラゴンスクリューにSTF、闘魂やその周りに関するものを連想させる攻撃を見せる。対する宮原は、やらせるだけやらせて、ラフも交えて十八番の試合構築で主導権を完全には握らせない。エセ闘魂なんか王道には入り込ませない。中嶋対宮原という個人闘争を超えて、団体の侵略者対絶対的エースという構図に置き換えて、新鮮さを甦らせたのは見事。
終盤以降も、中嶋の鋭い蹴りの連打に大技連発。宮原もブラックアウトを軸に反撃。素晴らしい攻防の数々に侵略ストーリーの威力を乗せて大爆発。最初から最後まで熱量とスリリングさは全く落ちなかった。カオスの中に光ったダイヤモンド。
良し悪しは別として、新日本プロレスに対するアンチテーゼ、皮肉を武器に、大金を生み出せる存在である事を世界に示している中嶋勝彦に目が離せない。
文句無しに名勝負。
評価:****3/4
#中嶋勝彦 pic.twitter.com/bAMjzNXnfA
— Simon (@iSimonWorld) 2024年1月4日
全日本プロレス(AJPW) 後楽園ホール大会 1/3/2024
三冠ヘビー級選手権試合
中嶋勝彦(c)対チャーリー・デンプシー
\🛎️1.3後楽園大会開催中🛎️/
— 全日本プロレス/alljapan (@alljapan_pw) 2024年1月3日
ファーストコンタクトは中嶋勝彦の強烈な蹴り!!!
会場からは “let's go Dempsey” コールが巻き起こる!
📺 https://t.co/2R4sZMhAtq#ajpw #WWE #WWENXT #ajpwtv pic.twitter.com/6SooYLvKJO
猪木オマージュ、闘魂スタイルを標榜する新基軸を掲げる中嶋は、大ヒールとしてヒートを買う。WWEファンのデンプシーへの応援はそのヒートに乗っかり、まさかの会場全体のデンプシー支持となる。
デンプシーのねちっこいランカシャースタイルに対し、蹴りを控えめにし、のらりくらりとした試合構築を行う中嶋。実質ヒール対ヒールということと、デンプシーの脅威をオーバーさせたい意向を汲むとこの様な試合となるのは理解出来るが、いくらリーガル息子で、NXTの選手とはいえ、メインロスターではない選手であり、デビューから100戦程度の選手にここまでやられるのは、正直接待感は拭えない。
しかし、中嶋の闘魂スタイルストーリーが試合への興味を繋げたのは大きい。中嶋が負けるかどうかという興味が、デンプシーの才能とマッチし、良試合となる。終盤以降は適度に蹴りを解禁し圧倒。想像していた試合内容とは違ったが、中嶋は新基軸を示し、デンプシーは次に繋がる出稽古が出来たのは好材料でした。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4