WWE Monday Night RAW #1530 9/19/2022
WWE US王座戦
ボビー・ラシュリー(c)対セス・”フリーキン”・ローリンズ
トペを受け止めてのハートロック、カーブストンプを首で受け止める、スピアー迎撃式ペディグリーとこのカードならではの攻防を全て積み込み、その合間は安定した攻防でクオリティをキープ。ラシュリーのパワーでセスが吹っ飛ぶシーン、安易に投げに行かず、それ以外の攻めで追い詰める選択等どちらの格もキープしながらフィニッシュまで走り切りました。PPV級の激戦でした。
好勝負に届かない良試合。
評価:＊＊＊3/4
WWE Monday Night RAW #1531 9/26/2022
ジョニー・ガルガーノ&ケビン・オーウェンス対アルファ・アカデミー(チャド・ゲイブル&オーティス)
インディ時代はパンダ・エクスプレスというチームを組んでいたこともあるオーウェンスとガルガーノ。トップスター同士阿吽の呼吸で合わせていく。その強力なフェイス2人を立てながら、自らの価値を示し続けるAA。
巨漢オーティスのパワフルさとタッグの舵取り兼シューター兼中堅ヒールのポジションを全てやってしまうゲイブルの裏回し力の凄さを堪能出来る。AAが重宝されるのが再認識出来る一戦です。
好勝負に届かない良試合。
評価:＊＊＊3/4
サミ・ゼイン(w/ソロ・シコア)対AJスタイルズ
レインズウーソズのアノアイファミリーを一網打尽に出来る唯一の男サミ・ゼイン。元々実力は世界屈指だったのが、コメディの才能が遂に開花したことにより、TVスターとしてもレスラーとしても最高の活躍が出来る様になった。
ヘタレ感が強かったがプッシュが強まり、少し強さが付加された状態。その変化を感じ取るのは難しいが、アジャスト出来るのはAJの腕。AJもOC再結成の為に自身が少し落ち目な状態になっていることも上手く表現しつつ、サミの上り調子をアシストする。この試合を5分にするのがビンス。倍以上取るのはHHH。
試合を通してストーリーの魅力を増幅させつつ、アクション面の魅力もアピール。実力者ベテラン同士の巧の技が光る好勝負。
評価:＊＊＊＊
マット・リドル対ダミアン・プリースト(w/ジャッジメント・デイ)
トレーニングスクールが同じの盟友対決がメイン抜擢とあり、相当に気合の入った一戦に。リドルのMMAテクニックを過去最大レベルで入れた攻防に、プリーストの豪快な投げ技は、バリケードを使ったエグいものもありと死力を使った内容。
WWE的エンタメ要素は残しつつ、特別な関係性同士の非常にスイングしていた一戦。終盤での切り返しやカウンターも冴えに冴えており、その特別感を更に高める要因となっていました。ベルトを賭けたり、特殊形式ならばもっと上を目指せるPPV級の激闘でした。
好勝負。
評価:＊＊＊＊
全体評価:8.5
WWE Friday Night SmackDown #1202 9/2/2022
ヴァイキング・ルールズ
ヴァイキング・レイダース(エリック&アイヴァ―)対ニュー・デイ(コフィ・キングストン&エグゼイヴィアー・ウッズ)
ヴァイキングの盾や船などセットを活用したエニウェア戦。VRの体躯と意表を突いた飛び技をフューチャーしつつ、ニュー・デイの安定のハードワークとハードコアらしい激しさもミックス。PPV級にスポットを入れ込んだ大熱戦となりました。
好勝負。
評価:＊＊＊＊
