WWE NXT #740 7/2/2024
ストリート・ファイト
ジェイダ・パーカー対”ミチン”ミア・イム
実力がありすぎるからダメというのは全く意味がわからないが、実力と評価が全く見合っていないミチンが、生え抜きの若手パーカーにCZW仕込みのハードコアを叩き込む教育マッチ。凶器の使い方、受け方、印象的なスポットの作り方を身を持って教える。
トペ自爆で場外の椅子トラップに顔面から突っ込む余りにもスーサイドなシーンも担当し、攻守に渡りミチンの高い実力が発揮された一戦。勝ちとセット破壊ヒップアタック以外は、完全にミチンが支配した試合でした。
中々良い試合。
評価:***1/2
WWE NXT #742 7/16/2024
ラスカルズ(ウェス・リー、ザカリ―・ウェンツ&トレイ・ミゲル)対ギャラス(ヴォルフギャング、ジョー&マーク・コフィー)
トリオとして再結集したラスカルズが縦横無尽に暴れ回るショーケース・マッチ。
ギャラスはわかりやすく黒子となり、ラスカルズの中でもミゲルとウェンツにかなりスポットライトが当たり、それ通りにこの2人が過去最高クラスの動きのキレを見せて大活躍。フェイスだったことと何よりもWWEでの試合だったことで張り切り方が全く違う。ラスカルズの活躍度だけでいえば歴代ベスト級でした。
平均的良試合。
評価:***1/4
WWE NXTノース・アメリカン王座戦
オバ・フェミ(c)対デューク・ハドソン(w/チェイスU)
ナイジェリアの怪獣オバ・フェミのパワーに匹敵する体格とパワーを持つハドソンが、Heatwaveの活躍の勢いそのままにオバ・フェミをかなり追い詰める手に汗握る展開。ハドソンの迫力のある動きは魅力的。
その魅力的な相手に対し、受け手としての作り方を学べる絶好の機会となったオバ・フェミもダメージ表現にしっかりと取り組んでおり、自他共にただの怪物に留まらず、様々なシチュエーションで活躍出来る様に取り組もうとしているのが理解出来る。そしてその素養がある。
コミカル枠に収まらないハドソンの活躍とオバ・フェミのセンスの高さを実感する一戦でした。中々良い試合。
評価:***1/2