WWE Friday Night SmackDown #1203 9/9/2022
ザ・ブロウリング・ブルーツ(シェイマス、リッジ・ホランド&ブッチ)対インペリアム(ギュンター、ルドウィグ・カイザー&ジオヴァンニ・ヴィンチ)
ギュンター対シェイマスのシングルを経て、すっかりフェイスターンしたBB。シェイマスが過去最高のフェイス人気を得たので、これで終わらせるのは勿体ないとばかりに抗争継続か。その他のメンバーの認知度はいまいちで、尚且つ地味なメンバーな為中々打開するのは難しいが、唯一打開出来るブッチことピート・ダンが躍動。
今後のプッシュが間違いなく確約されている選手だけあり、格を戻している最中。ヨーロッパの選手のみで6人タッグを組めて、ギュンター対シェイマスをチラつかせながら、他のメンバーのショーケースを出来てしまう。狡猾なやり方ではある。
中々良い試合。
評価:***1/2
WWE Monday Night RAW #1529 9/12/2022
WWE女子タッグ王座戦
The Boujee And Badass(c)(ラクエル・ロドリゲス&アリーヤ)対Damage CTRL(イヨ・スカイ&ダコタ・カイ)(w/ベイリー)
ラクエルの育成を実行しつつ、今1番ホットなダメージ・コントロールにベルトを移す流れ。スカイ&カイなので実力は申し分なく、ラクエルのパワーとアリーヤとの凸凹タッグの持ち味を活かす役割も果たした上で、ベルトをゲット。
つい最近まで解雇されていた人と辞めかかっていた人が頂点に立つとは数ヶ月前までは考えられないストーリーとなっている。平均より上。
評価:***
ジョニー・ガルガーノ対チャド・ゲイブル(w/オーティス)
ガルガーノの復帰戦は、今や門番と化しつつあるゲイブルとの一戦。ガルガーノの復帰が当然メインではあるものの、一方ではゲイブルのヒールワークと高いレスラー能力をアピールしたい裏の狙いもある。ガルガーノも試合巧者なので、フェイス/ヒールに乗りつつ、グラウンドの攻防にも上手く合わせとゲイブ ルの良さも引き出す、狙い通りの展開となっている。
終盤は得意のガルガーノ・エスケープ絡みの攻防に加え、ゲイブルの切れ味鋭い反撃も火を吹きとThis is Awesomeが飛び出すのも無理はない熱戦となっている。ゲイブルの評価がまた上がっていく試合でした。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
WWE Friday Night SmackDown #1204 9/16/2022
リコシェ(w/ローガン・ポール)対サミ・ゼイン{w/ブラッドライン(ジェイ&ジミー・ウーソ、ソロ・シコア&ポール・ヘイマン)
It's on at #WWECrownJewel on Saturday, November 5 as @LoganPaul challenges @WWERomanReigns for the Undisputed WWE Universal Championship!
— WWE (@WWE) 2022年9月17日
UPDATES: https://t.co/Q9MQszwmhe@peacock @WWENetwork pic.twitter.com/eW40n0jiIS
"Sami Zayn and Ricochet first battled one another in
— Yamashita Youngblood (@2Sweet4Lyfe) 2022年9月17日
Pro Wrestling Guerrilla"
Michael Cole out here just name dropping PWG #SmackDown pic.twitter.com/bKhJxiFzXZ
マイケル・コールがこの組み合わせはPWGで10年前に組まれていたとわざわざ説明するかつての好敵手対決。変わったことはしていないけども、サミのヒールワーク、リコシェのバネを活かした動きで瞬く間に空間を支配してしまう。やっぱり噛み合うなと見ていて嬉しくなる程。
この組み合わせを単に実行するならNXTだが、そこにブラッドラインのストーリーとローガン・ポールを立たせることで一軍のメインストーリー感を引き立たせる工夫も的確。サミ・ゼインのレスラーとしての実力、俳優としての演技力、キャラクターによりブラッドラインのストーリーが上手く回っている。
たまにしか出ないレインズがいなくてもストーリーが切れないのはサミ・ゼインのおかげ。リコシェも再生させ、ジェイ・ウーソとの因縁も深まりとサミの大活躍が堪能出来る一戦とこの放送会でした。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4