新日本プロレス/NJPW Capital Collision 5/14/2022
石井智宏対エディ・キングストン
『🇺🇸Capital Collision🇺🇸』アメリカ・ワシントン大会‼️
— njpwworld (@njpwworld) 2022年5月15日
第6試合はシングルマッチ💥
激しい打撃戦の行く末は⁉️
🆚
石井智宏 × エディ・キングストン
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視聴料金:2,990円(税込)#njcapital #njpwworld pic.twitter.com/aLOCad4Vgb
メジャー団体でベルトホルダーの様なトップレスラーよりも欠かせない存在となった日米のインディからの叩き上げ同士、雑草魂とストリート魂をその逆水平に入魂し、相手の胸板に叩き付ける。逆水平など打撃の打ち合いを中心に肉弾戦を展開。打撃のハードさは当然目を見張るけども、1番はこの2人のダメージ表現の豊かさ。魅せ方は少し違うとはいえ、方法論は同じ。
道化になり過ぎないレベルでわかりやすく痛みを伝えながら、試合に反映させていく。打撃の威力や鋭さならもっと凄い選手はいるけども、打撃戦肉弾戦に感情移入をさせる手法が秀逸。世界中のレスラーの中で一位二位を争う2人の激突は、やはりシンクロ率が非常に高い。10分でも20分級の内容の濃さを誇る。
終盤に映っても打撃の打ち合いはより熾烈になり、投げ技も豪快に。攻防のチェーンをあえて繋げる時とあえて切る時の選択も絶妙。ここで攻防を切ってダウンすれば最高にそれまでの攻防が光るという合わせ方が非常に良い。
Forbidden doorで組んでも良かったが、時間が取れて内容もTVマッチよりは制約がない新日本マットで実現出来たのがこの結果を生み出したといっても良い。メインの素晴らしい試合を超える大激戦。日本のファンもAEWのみのファンもエディ・キングストンを長らく追い続けるインディマニアも皆マストでチェックして欲しい激戦。
文句無しに好勝負。
評価:****1/4
IWGP USヘビー級選手権試合-フェイタル・4ウェイマッチ
棚橋弘至(c)対ウィル・オスプレイ対ジョン・モクスリー対ジュース・ロビンソン
『🇺🇸Capital Collision🇺🇸』アメリカ・ワシントン大会‼️
— njpwworld (@njpwworld) 2022年5月15日
メインはIWGP USヘビー級選手権 4-WAYマッチ💥
最後チャンピオンとして立っているのは⁉️
🆚
棚橋弘至 × オスプレイ × モクスリー × ジュース
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Forbidden Doorに向けたモクスリー対棚橋のセットアップと、BC入りしたジュースのプッシュと、オスプレイが物言い出来るコントロバーシャルなフィニッシュ。
肝心な所が映らず、4ウェイに全く対応出来ていないカメラワークやレフェリーワーク等改善点は多数あるにしても、4人が入り乱れ、序盤からスピーディーでハードコア要素も積極的に取り入れ、終盤以降はカットプレーにニアフォールを多く織り交ぜ、細かいところは各々のスターパワーで何とかしてしまう形は正解。
わかりやすいWWE式4ウェイだったが、これだけのメンバーが揃えば、分かりやすい方が確実にローリスクハイリターン。ヒールターンしたジュースは、さすが元WWE。ヒールが板に付いており、裏回し役を担えていた。ベルトショットも実に上手かった。現在のBCメンバーである意味アメリカンプロレスが一番出来る選手で、2番手としての使い勝手は団体屈指。
ナックルポリスを気にする必要がないので、どんどんナックルを放ち、奥さんトニー・ストームの期待に応えて欲しい。単品でもかなり面白く、その上今後に繋がる好勝負。お見事でした。好勝負。
評価:****
全体評価:8