世界のプロレス探検隊

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GCW Joey Janela's Spring Break 8 Review ドラゴンゲート6人タッグ/マット・カルドナ対青ケイン他

GCW Joey Janela's Spring Break 8 4/5/2024

 

www.trillertv.com

 

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Dragon Gate Classic(ドラゴン・キッド、Kzy&YAMATO)対Reiwa New Generation(Ben-K,箕浦康太&シュン・スカイウォーカー)
 ベテランと若手に分かれて裏WM名物ドラゲー6人タッグが復活。とはいえ当時から残っているのはキッド位で後は様変わり。ユニットは散り散りとはいえ、普段から組んだり戦ったりしている関係性であり、団体でもトップスター揃い。特にギアを入れた終盤は、インディに出てくるようなレベルではない高品質。

 ただ箕浦やBen-Kが余り個性を出せていなかったのは気がかり。レスラーとしては素晴らしいものの、トップスターとしては以前よりもまとまってしまっている印象。これはアメリカ遠征限定だとは思うけども、05年の時を想像していたアメリカのファンからすると弱く感じられそう。この手の試合もレスラーもが世界中に溢れかえってしまったのも要因でしょう。

 中々良い試合。
評価:***1/2

 

グラブ・ザ・ブラス・リング・ラダーマッチ
アレック・プライス対レオン・スレーター対マイロン・リード対アーレス対ミクロマン対マーカス・マザーズ対コール・ラドリック対Mr.デンジャー対エーグル・ブラン

 


 テーマなき多人数ラダー・マッチだが、ここまで優秀なメンバーを揃えると流石に悪くはならない。そこに、マイロンやデンジャーといった極上のスポットを作り出せるメンバーに加え、途中参加のミクロマンが全てを掻っ攫う活躍も残す。メンバーがメンバーだけにしっかりまとまっていたのもこの試合が安定化した要因でした。

 中々良い試合。
評価:***1/2

 

マット・カルドナ(w/ステフ・デ・ランダー&ブロスキー・ジミー)対ブルー・ペイン

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 HHHステフ夫婦のWMの入場のパロディに、偽物青ケインを使ってのセルフオマージュとカルドナがやりたい放題。骨壺やらザック・ライダーの偽物まで出すのはさすがに笑ってしまう。良いファンマッチでした。

 平均レベル。
評価:***

 

アイ・クイットマッチ
マンス・ワーナー対EFFY

 


 このカードでは十八番のハードコアブロウルだが、過去2戦の焼き増しにしか思えない内容と結末。アイクイット戦らしい刺々しさも余りなく、一応抗争継続になりそうだが、先行きは不安。演者は上手くやろうとしているだけに、もどかしさがある。
 平均より上。
評価:***

全体評価:7