世界のプロレス探検隊

WWEAEW新日本インディ他、国内外問わずプロレスのマッチレビューを行っています。

DDT DDT Goes Philadelphia Review 上野勇希対マイク・ベイリー/MAO対ビリー・スタークス他

DDT Pro Wrestling DDT Goes Philadelphia 4/4/2024

 

www.trillertv.com

 

CCK(クリス・ブルックス&キッド・ライコス)(w/キッド・ライコス2)対ブライアン・キース&翔太
 復活CCKとテキサスインディ連合。更に仕上がってきたCCKの連携技に加え、テキサス組も躍動。BKに頼り切らずとも翔太が軽快な動きで魅了。腕達者ばかりのタッグマッチだけあり、軽めの試合でもきっちり会場を温めて帰る、確実な仕事ぶりでした。
 平均的良試合。
評価:***1/4

 

DDTユニバーサル選手権試合-ノー・ルール
MAO(c)対ビリー・スタークス

 


 みかん・キャシディのキャラクターを活かしてノーハンド殺法から軽快な攻防にハードコアの攻防までかなりスイングしていた試合。椅子へのスゴイドライバーにドアへのローンダーツと両者持ち味である破天荒さを発揮。

 ダブルフォールからのじゃんけんによる決着とはなったものの、内容が良いのでこの結果でもすんなり受け入れられる。中々良い試合。

評価:***1/2

 

上野勇希対”スピードボール”マイク・ベイリー

 


 KO-D無差別級王者とベストインザ・ワールドの激突。ベイリーが攻守に渡り上野をサポートし、上野も類稀なる身体能力を武器に応戦。上野のことを認知しているファンも認知していないファンも何故団体のトップになっているか理解出来る一戦。ベイリー相手に見劣りしない時点で素晴らしい。
 ハイフライングや華麗な攻防を駆使する一方、ハードな攻防を経て上手く消耗感を演出出来ていたのも、試合の重厚感を増す事が出来た要因。大会のメインを締めくくるに相応しい、単なる良い試合の一歩、二歩上をいく熱戦でした。
 好勝負。
評価:****

全体評価:7.5+