AEW Dynamite #222 1/3/2024
竹下幸之介(w/ドン・キャリス)対ダービー・アリン
2024年版ブロック・レスナー対ジェフ・ハーディというべき竹下がダービーをこれでもかとぶん投げ破壊していき、ダービーはクレイジーなハードバンプで応えるコンセプトマッチ。両者の持ち味が発揮され、竹下のステージをまた一段上げることになった熱戦です。
好勝負。
評価:****
AEW Collision #34 2/10/2024
AEWインターナショナル王座戦
オレンジ・キャシディ(c)対石井智宏
CHAOS対決は、石井の土俵、世界観に真っ向からオレンジが入り込んだエンターテイメント・ハードヒッティングマッチ。
石井も懐が深いので、自らのフィールドの中に、オレンジの個性も反映させることも出来る。すっかりタフマッチもお手のものになっているオレンジ。相手の土俵である肉弾戦であっても、負けない強さを表現出来ている。
TKの困ったらオレンジ・キャシディという得意技。その信頼通りの確かな働きを示しました。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
AEW Dynamite #228 2/14/2024
ダックス・ハーウッド対ジョン・モクスリー
CMパンクがいなくなったからこそ実現したカード。異なるイデオロギーを持つプロレスマスター達がぶつかると、激しい打撃と堅いレスリングを中心とした武骨な激闘となっていく。水と油という訳でもなく、互いのスタイルや特徴を理解した上で展開していく両者のプロフェッショナルさを堪能出来る良試合。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
テキサス・デスマッチ
オレンジ・キャシディ対マット・テイヴェン
ベストフレンズのメンバーを襲撃され、決闘モードのオレンジとシングルのメインで気合い十分なテイヴェンのAEW式ラストマン戦。
場外乱闘からステージでの攻防、更にはスーサイドなテーブル破壊にバレンタインデーを思わせる演出に乱入祭りと、TVマッチのメインとして非常にまとまっている。最後は介入でグチャグチャとはなったものの、オレンジの横綱相撲と元ROH世界王者テイヴェンの活躍も光った楽しいハードコア戦でした。
中々良い試合。
評価:***1/2
全体評価:7