DRAGON GATE 2024 OPEN THE NEW YEAR GATE 2024 -望月マサアキデビュー30周年記念大会-後楽園ホール大会 1/10/2024
望月マサアキデビュー30周年スペシャルシングルマッチ
望月マサアキ対鷹木信悟
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— DRAGONGATE NETWORK (@dragongatentwk) 2024年1月10日
望月マサアキ❕30周年🐉🔥
対するのは #鷹木信悟🆚
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デビュー30周年を迎えた望月マサアキ❕「引導を渡しに来い」❕
📅1.10後楽園ホール
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SHINGO & MOCHIZUKI ARE KILLING IT pic.twitter.com/pqdjBjDA0m
— P.eps. #MaikaStyle🍧 (@Peps_Wrestling) 2024年1月10日
望月の30周年記念試合に鷹木が古巣に帰還。
入場からただならぬ空気感。そのオーラで場を掌握してしまうトップ対決は、冒頭はその静寂のまま、緊張感のあるグラウンドの攻防で更に世界観を作り、一度攻防を切ったのち、打撃を解禁し、まずは1段階ギアを上げる。
その流れでノータッチトペまで持っていき勢いを持続。場外戦とパンチ弄りでアクセントを付け、鷹木のドミネイトで望月はダウンモード。千両役者2人にかかれば、戦いのブランクなどはない。老いや立場の差を演出しながらも、根底にあるのはハードヒッティング。それをやり切るためのハードワークが特筆すべき点。
10年前のようには出来づらくなっても、現在のベストを叩き出す。終盤以降の魂の籠った打撃の打ち合いと的確な攻防。量が難しければ質で勝負。カバーするための演出力や試合構築の妙も実に冴えており、期待以上の試合内容となっている。もし必殺技の応酬が更にあれば、名勝負間違いなしという高いレベルの好勝負。
新日本でもDGでも出来ないこの2人だからこそ出来た激しい肉弾戦。鷹木対望月の黄金カード、そのレガシーに恥じない素晴らしい試合。望月はもうすぐ54歳になるとは思えない一線の力を維持し続けていながらも、老いに逆らう点と逆らわない点の使い方が絶妙。まだまだ問題なく出来るレベル。
久しぶりの蹴撃に触れた鷹木は、やはり安定感抜群。新日本では、メインイベンターでもあり、東京ドームで大事な中締めを任される立場であるその実力を改めて発揮。彼らにしか出せない、このカードにしか出せない極上の味わいでした。
鷹木は、その後すぐにアメリカに飛び立ち、モクスリーとの珠玉のハードコアマッチを作り上げたのも凄いというしかない。
文句無しに好勝負。
評価:****1/4
全体評価:7