House of Glory Exodus 10/29/2022
HOGタッグ王座戦
ブリスコ・ブラザーズ(c)(ジェイ&マーク・ブリスコ)対オージー・オープン(カイル・フレッチャー&マーク・デイヴィス)
チープ・フィニッシュ、短時間試合上等のHOGではあるものの、AEWから締め出しを食らっていたブリスコズの価値を再認識する場として、ヘタなブッキングを行わない。戦友アメージング・レッドのエールを感じるマッチメイク。
ウノ&ステュ戦同様、実力派タッグ対決となり、個々としてもタッグとしても激しくも技術の高さを示し合う様な試合内容を展開。コロナ禍だった事を考えると、オージー・オープンが米の名タッグと当たり前の様に素晴らしい試合を演じてくれるのは感慨深くなる。
結果的に最初で最後となってしまったものの、AEWでは難しくても、ROHでならばPPVで再現させる価値のある、これぞタッグマッチというべき完成度の高い試合内容。20分行かない位の試合時間に対し、余す事なく持てるものを注ぎ切った大熱戦でした。
好勝負。
評価:****
鷹木信悟対ロウ・キー
ドリームマッチではあるものの、KENTA戦同様切れ味を失ったロウ・キーでは限界が見えているものの、鷹木の安定感溢れるコントロールで形にしていく。
ロウ・キーはロウ・キーでやれる事はやっていこうと、ホームタウンの典型的なベビーフェイスを演じる事で応戦していく。あえて型に嵌めて形にしていくのは、ベテランとなったから出来ることか。
ハードヒッティングな内容にはならなかったが、このカードのレア度を考えれば一定の成功は獲得していた。
まあまあ良い試合。
評価:***1/2
全体評価:7.5