AAA TripleMania XXX: Mexico City 10/15/2022
AAAメガ王座戦
イホ・デル・ヴィギンゴ(c)対レイ・フェニックス
As always, Vikingo is inhuman #triplemania30 #triplemaniaxxx pic.twitter.com/D6DsqDLULO
— Kanye Death Con 3 Survivor (@Snotsnit) 2022年10月16日
業界トップハイフライヤー対決。先に売れ、実績を作っているフェニックスが先輩格としてリードし、ヴィギンゴの空中戦を引き立てる様な試合運びを見せる。引き出して貰う事の方が多かったフェニックスが、試合をコントロールし、メリハリをつけ、流血まで志願する。フェニックスの新たな一面を垣間見る事が出来た。
ヴィギンゴは、フェニックスの技術に押され気味だったが、ムーブを放つシーンでは持ち前の驚異的な動きを発揮。ヴィギンゴにしか出来ないオンリーワンのものがある。ハイフライングを畳み掛ける大空中戦に、フェニックスのコントロールが効いた重厚感も兼ね揃えていた熱戦でした。
好勝負。
評価:****
¡LE DIERON CON TODO! 😲
— MARCA Claro (@MarcaClaro) 2022年10月16日
El Hijo del Vikingo es atacado en backstage en #TriplemaníaXXX de la @luchalibreaaa pic.twitter.com/nYWuabjPxU
ルレタ・デ・ラ・ムエルテ・ファイナル/マスカラ・コントラ・マスカラマッチ
ペンタゴンJr.対ビジャーノIV
動けないビジャーノを攻守に渡りフォローするペンタ。いつにないハードワークぶりである。試合のテイストがデスマッチであることも追い風ではあり、AEWの時よりも数倍生き生きしていたのは事実。モクスリーがベルトを巻いているうちに全力のハードコアが見たかったところ。
動けないビジャーノ側もトリブレマニアのメインでマスカラ戦とあり、動けないは動けないなりにやれる事をやっていく。狂乱要素を打ち出し、ペンタを大流血に追い込み、場外戦では鉄の拳を打ち込む厳しさも。凶器と流血の力を借りながら、出来る範囲内で最大の仕事をした事により、この試合の評価は上向いた。
中々綺麗な展開にはしづらかったが、かえって死闘感が生まれ、厳しいビジャーノの猛攻を耐え抜いたペンタが、LU時の様にブレイカー・ボーンズ、得意の腕折りを連発したのも死闘感を強める要因となった。決してAEWの様な洗練された綺麗なデスマッチではないが、インディ要素も感じるねっとりとした流血戦となりました。
好勝負。
評価:****
全体評価:7+