ICW No Holds Barred PITFIGHTER X - BATTLE OF THE TOUGH GUYS 2 SHOW 1 8/27/2022
1回戦
ジョン・ウェイン・マードック対アーロン・ウィリアムス
試合自体は可もなく不可もなく。上手いけども器用貧乏なアーロンを、マードックが見事なヒールっぷりで支配した試合だが、試合前にIWA-MSとイアンロッテン(存命)へ追悼の10カウントを要求し、自らをジョン・ウェイン・ロッテンと名乗った極悪人マードック(と後ろに控えるデマント)のマイクが非常に楽しめた。
平均より上。
評価:***
1回戦
マット・トレモント対クリス・ブラッドリー
師匠と教え子のハードコア。特別な内容ではないけども、トレモントが鍛え抜いたブラッドリー。この大会でも出てきたクリスチャン・ロスと共に巨漢タッグとしてブレイクしそうな雰囲気を漂わせている。体格が良く、マスクも良い。デスマッチやハードコアはお手の物と機会さえあれば、ネクストウォードロウにまで躍り出る可能性もありそう。
平均レベル。
評価:***
ICW No Holds Barred PITFIGHTERX - BATTLE OF THE TOUGH GUYS 2 SHOW 2 8/28/2022
準々決勝
AKIRA対ジョン・ウェイン・マードック
師弟対決はマードックが絶賛ヒールターン中の為、これまでとは違ったテイストの内容に。のらりくらり緩急を織り交ぜたヒールのマードックに、アンダードッグを演じ打つとケージに似合う鋭さを見せるAKIRA。
流石に手が合うので、デスマッチ凶器はほぼないにしても、堅実な流血戦を展開。フィニッシュのアイデアもかなり良く、見事なオープニングとなりました。
平均的良試合。
評価:***1/4
準々決勝
ボビー・ベバリー対スレイド
堅い攻撃が信条の2人による戦いは、あっという間に終わったが、その中でも凶器によるどつきあい、鋭角なスープレックスで魅せる。勢いが凄まじく格好は十分付く。
平均レベル。
評価:***
準々決勝
マット・トレモント対”フッドフット”モー・アトラス
大人気のデスマッチ界希望の星フッドフットにトレモントが老獪な巧みの技を繰り出した一戦。ステープラー攻撃や金網に有刺鉄線と決して派手な凶器やスポットを使わずとも熱気を生み出し、最終的には右拳で試合を作り切るトレモントの巧さ。フッドフットも勢いはあるものの、トレモントの技術と貫禄に圧倒された一戦でした。
平均的良試合。
評価:***1/4
全体評価:7