C4 Wrestling The Revenant 1/19/2024
ヴァイオレンス・イズ・フォーエヴァー(ドミニク・ギャリーニ&ケビン・クー)対イービル・ウノ&スチュ・グレイソン
新旧インディ人気タッグ対決。ファンな部分もシリアスな部分も兼ね揃えた一戦。完成された緻密な試合内容ではないものの、粗さも勢いで消し飛ばせる魅力を持っている両タッグらしい攻防が続く。
個々としてもタッグとしても成熟してきていることもあり、シンプルパートも一定の見応えはある。そして4人入り乱れた状況となると、特異の連携が多数炸裂し、一気に盛り上げる。期待のカードではあったが、期待以上に面白かった激突でした。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
ムスタファ・アリ対ヴォーン・ヴァーティゴー
アリがヒールプレイは使わないまでもTVスターの格を示し、ヴァーティゴーを制圧。強敵を前に苦戦しながらも持ち前のハイフライングで反撃するという定番の試合構築。
カナダインディ期待のハイフライヤーであるヴァーティゴーだが、同じ軽量級の先人であるアリを前に自身の才能は示したものの、結果的には掌で踊らされていた印象でした。
平均的良試合。
評価:***1/4
C4王座戦
ジュニア・ベニート(c)対ムン・ジェ・リー
新王者ベニートが同じく期待の若手リーを迎え撃つ構図だが、リーがミスムーブを見せるなど、中々締まらない展開。ベニートがフォローしながら何とか形にしていくのも勢いは取り戻せず。メインを成立させるために、豪快なドア破壊や椅子櫓へのスーパープレックスといったメガスポットで体裁を整えることには成功。最後こそまとまったものの、カナダインディシーン期待の若手対決は、今回に関しては不発でした。
評価:**3/4
全体評価:7