世界のプロレス探検隊

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H2O Wrestling Like A Hoss Review マット・トレモント対ケイシー・カーク/マイク・ベイリー対オースチン・ルーク他

H2O Wrestling Like A Hoss 8/15/2022

iwtv.live

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“スピードボール”マイク・ベイリー対オースチン・ルーク

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 H2Oアカデミーの筆頭の1人で、若きカイル・オライリーにデスマッチ能力を補強した様な選手のルークが相対するは、現在のベストインザ・ワールドの1人ベイリー。ベイリーが完全にコントロールする試合内容のチャレンジマッチだが、ルークも何とか食らいつき素養は見せる。

 蹴り使い同士の対決だけあり、蹴りの攻防は見応えあり。ベイリーは格下の相手を導き倒す時、日本での経験が活きていた様な試合運びを見せていたのは嬉しい点でした。 

 中々良い試合。
評価:***1/2

 

デスマッチ
ソーヤー・レック対ジミー・”チョンド”・ライオン対クリスチャン・ロス

 


 レスリング能力を余り問われないH2Oであれば、ソーヤーは生き生き血を流す。ヒールのロスはいるものの、その点は特に関係はなく、裸足のハードワーカー、チョンドもいるので、凶器の被弾量・質も中々の物。その中で曲者の男子2人に負けない程ソーヤーが暴れ回ったデスマッチでした。
 平均的良試合。
評価:***1/4

 

デスマッチ
マット・トレモント対ケイシー・カーク

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 米デスマッチ界の二大親分。1人はケイシーを大スターにプッシュし続けるICWNHB総帥ダニー・デマント。そしてもう1人は今回ケイシーと相対するH2O総帥マット・トレモント。
 トレモントの定石通り、対格下相手の全力サポート的構築にはならざるを得ないが、業界最高の右拳も火を噴き、ケイシーのタフさを焚き付ける様な的確な構築。デマントのそれとは違う、トレモントらしい丁寧な作りにはなっており、実際ICWのズタボロっぷりを見ればまだまだ序の序だが、トレモントと闘う権利を得られる存在である事が重要。デスマッチファン、ICWNHBを追い続けている人は押さえておくべき一戦です。
 中々良い試合。
評価:***1/2

 

H2Oダニー・ハヴォック・ハードコア王座戦-デスマッチ
ラッキー13(c)対ブランドン・カーク

 


 元CZW対決らしくダニー・ハヴォックを意識したテーマではあるものの、試合はシンプルなデスマッチ。攻防を入れながら各種凶器を使用していく実力の高いベテランらしい堅実な内容。最後は火炎ガラスボードで盛大に。

 まあまあ良い試合。
評価:***1/2

全体評価:7