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Sean Henderson Presents(SHP) Colby Corino's Painted Black Review ~Circle 6 × GCW開戦?/復刻Crazy 8~

Sean Henderson Presents(SHP) Colby Corino's Painted Black 10/27/2022

iwtv.live

 

デスマッチ
ジョージ・サウス対ジミー・ロイド
デスマッチ
ソーヤー・レック対オーティス・クーガー
 試合自体は普通のデスマッチ2試合だが、試合を跨いでGCWと袂を分かち、GCWオーナーのブレット・ローダーデイルに悪態を突いてきたCircle 6のオーナー兼王者アティカス・クーガーが、GCWの看板選手ジミー・ロイドに喧嘩を売り、一騎討ちを取り付けた格好に。ロイドもアティカスに負けじと挑発を続け、のんびりとした小大会がここだけピリピリとした抗争となっており、12月の次回大会が気になるストーリーメイキングとなりました。

 

 

Crazy 8マッチ
オースチン・ルーク対ディラン・マッケイ対ガブリエル・スカイ対ザ・チャド

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 かつてCZWを離脱したバックシートボーイズの片割れジョニー・カシュミアが立ち上げた団体PWUで編み出された、天井から垂らされたターザンロープを使用し、ハイフライヤー達が身体能力と独創性を競い合うスポットフェスト用試合形式、それがCrazy 8。

 この試合でも若手ハイフライヤー達が持ち前の難易度の高い攻撃を繰り出すものの、2022年であり、逆に狂ったスポットが出にくい、既に出尽くされていることもあり、思ったよりも派手なものにならず、結果的にただの4ウェイになってしまい、それはそれで悪い意味でPWUらしさを感じる試合となりました。
評価:**1/2

 

コルビー・コリーノ&アリソン・デンジャー対ザ・カークス(ブランドン&ケイシー・カーク)

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 試合自体は普通の試合だが、遂にスティーブ・コリーノの妹、コルビーの叔母に当たるSHIMMER創始者の1人で、元WWEパフォーマンスセンターのコーチも務めていたアリソン・デンジャーを9年ぶりにリングに引き摺り出すことに成功した現代のスティーブ・コリーノを目指すブランドン。残すはスティーブただ1人ということで、今後に期待したい。
評価:**3/4

 

クラッシュ・アンド・バーンデスマッチ
マット・トレモント対コール・ラドリック

 


 蛍光灯を使ったコンパクトなデスマッチながら、両者おびただしい程の大流血は驚愕もの。これ程の鮮血具合はデスマッチでも中々ないレベルなので、凄い光景でした。

 平均より上。
評価:***