WWE Monday Night RAW #1597 - Day 1 2024 1/1/2024
WWE世界ヘビー級王座戦
セス・”フリーキン”・ローリンズ(c)対ドリュー・マッキンタイア
オーソドックスな一進一退。マッキンのヒールターンギリギリ前くらいの微妙な状態を表しながら、試合内容としては、PPV級のスケールの大きな攻防を展開。得意技の応酬、ニアフォールの連発、そしてJDのプリースト&ドミニク登場からの畳み掛けは重厚そのもの。コンパクトではあるものの、見せ場を凝縮したトップスター対決に相応しい熱戦。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
WWE Friday Night SmackDown #1272 -
New Year's Revolution 2024 1/5/2024
US王座挑戦者決定トーナメント決勝戦
ケビン・オーウェンス対サントス・エスコバー
早々にLDFの面々がLWOの面々に排除され真っ向勝負に。特別な内容ではないものの、スタイルの違いを物ともせず、エスコバーの躍動感、KOの大技攻勢、そして必殺技を巡る攻防とベテランらしく堅実にまとめた良試合でした。
中々良い試合。
評価:***1/2
WWE女子王座戦
イヨ・スカイ(c)対”ミチン”ミア・イム
前半はミチンが持ち前の実力の高さを発揮し、試合の土台を作ると、中盤以降はイヨも身体能力の高さを活かした力強い攻撃で返していき、一進一退。年始の放送ということもあるが、この2人に中々の時間を与え、実力者ミチンがその抜擢に応え、イヨは全て受け切ることで試合を昇華させていく。
WWEの試合の中にもジャパニーズスタイルの女子プロレスを感じることが出来、それが出来るこの2人が選ばれたのも狙い通り。イヨ政権下において、現時点ではNo.1の試合となりました。
好勝負。
評価:****
全体評価:7
WWE Monday Night RAW #1598 1/8/2024
ストリート・ファイト
コーディ・ローズ対中邑真輔
ハウスショーで仕上げてきたカード。
通常の打撃と表情でも魅力を打ち出せることは示したが、WWEということもあり、早々に凶器も導入し、
通常技と凶器を織り交ぜる展開。むしろ通常技の方が多かったものの、要所で毒霧やテーブル葬でインパクトを与える。特別感は余りなかったものの、コーディ相手でも中邑の存在感が揺るぎなかったところが素晴らしい。
まあまあ良い試合。
評価:***1/2
WWE Monday Night RAW #1600 1/22/2024
チャド・ゲイブル対アイヴァー
アンダードッグ性とシューターとしての類稀なる才能を持つゲイブルとデカくて上手くて動けるアイヴァーによるインパクト満点のスプリントマッチ。ゲイブルがアンクルロックを多用するのがアクセントにもなっている。
短時間だろうが魅力を全て注ぎ切るのが、メインロスターに残り、毎週使われ続けるための処世術。
中々良い試合。
評価:***1/2