世界のプロレス探検隊

WWEAEW新日本インディ他、国内外問わずプロレスのマッチレビューを行っています。

Circle 6 (Sic)est Of The Six Review AKIRA対オリン・ヴァイト他

Circle 6 (Sic)est Of The Six 9/1/2023

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1回戦-バーブドワイヤー・ウォーフェア・デスマッチ
デイル・パトリックス対デクラン・グラント
 実力者対決がオープニング。蛍光灯他各種凶器を導入していく一方、デイルの脚の負傷を絡めながら試合を進めていく展開。シーンでいえば中堅辺りに属する2人らしい安定感満載の試合運びでオープニングを盛り上げました。

 平均的良試合。
評価:***1/4

 

1回戦-ペイン・キラー・デスマッチ
AKIRA対オリン・ヴァイト
 参加メンバーの中でも実力面ではトップクラスの2人による一戦は、蛍光灯やガラスボードを中心としたデスマッチ。1試合目にして、既に使う凶器や試合内容は重複する点があるとはいえ、魅せ方や凶器の使い方を変え、スムーズに工夫を入れる点はさすが両者。ハードワーカーらしい見応えがあるシーンを生み出し続けた一戦。短時間ではあるものの、魅力は凝縮していた。

 平均的良試合。
評価:***1/4

 

決勝戦-ライトチューブ・プリズン・デスマッチ(SPレフェリー:ドレイク・ヤンガー)
AKIRA対デイル・パトリックス

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 蛍光灯監獄という事でロープ四方に設置された大量の蛍光灯を使用する形式。デイルの脚の負傷表現は殆ど不必要ではないかと思うほどに直球の蛍光灯デスマッチ。場外や客席での蛍光灯を使用した攻防も多数織り交ぜ、約20分の試合時間を完遂。

 この試合においても、レスラーとしての能力、安定感に秀でている2人だけあり、あえて試合展開を外していくトリッキーなことをせず、常にハードワークを行い、見せ場を作り続けた試合。一つケチをつけるならこの試合の様な蛍光灯特化デスマッチが控えているなら、大会全体の蛍光灯の使用量は控えて欲しい。試合そのものは重厚感溢れる決勝戦となり、見所満載でした。
 好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4

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全体評価:7.5