世界のプロレス探検隊

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ICW No Holds Barred Volume 48 Review アブドーラ・小林対リード・ベントリー/ルフィスト対マックス・ジ・インペイラー他

ICW No Holds Barred Volume 48 6/17/2023

iwtv.live


トミー・ヴェンデッタ対エリック・ライアン
 レゴが散乱したリングで両者血まみれになる壮絶な蛍光灯デスマッチ。しかし、セミメインと類似した展開であり、オープニングだから救われたのは否めない。両者の受けっぷりの良さが光った一戦でした。

 中々良い試合。
評価:***1/2

 

ルフィスト対マックス・ジ・インペイラー

 今大会のMOTN。インペイラーのキャラクターを活かした試合構成に、闘志溢れるルフィストが、かつてのデスマッチカリスマたる所以を示せば、身体を絞っているインペイラーは、プロレスラーとしての能力を上げており、キャラクターを最大限に活かしつつも、試合運びでの不足はない。

 新鮮なカードによる新鮮な攻防、そして個々の復活と成長。良いサイクルを感じられた良試合でした。中々良い試合。
評価:***1/2

 

アブドーラ・小林対リード・ベントリー
 蛍光灯食べ、蛍光灯投げ他小林の持ちネタが詰まったショーケース。ベントリーは、小林を立てるファイトを徹底しつつも、ベテランらしくポイントでは反撃を遂行する。 

 メインへの配慮もあったが、最後の押し込みは抑え目だったが、小林ワールド全開で変化も付ける事が出来、その上楽しめるデスマッチとなっています。
 中々良い試合。
評価:***1/2

 

ICWアメリカン・デスマッチ世界王座戦
“フッドフット”モー・アトラス(c)対ジョン・ウェイン・マードック
 途中クーガー兄弟がCircle 6のビラを撒くという謎介入を挟んだとはいえ、蛍光灯を大量に使用する壮絶なデスマッチ。マードックの巧さが光り、フッドフットも勢いを感じさせる。ただ毎試合蛍光灯を使用するデスマッチの為、食傷気味なのは否めず。

 技量が高いこの2人でもあるので、変化を付けることは出来たのに、しなかったのは少し安直ではあった。中々良い試合。
評価:***1/2

 

全体評価:7.5+