プロミネンス プロミネンス旗揚げ戦〜はじまりの紅炎〜 4/24/2022
世羅りさ対佐々木貴
デスマッチ団体を経営する者の先輩から後輩に対して、手厳しい内容で鍛え上げる実地研修。最初こそ世羅が攻め込むも、貴の反撃により防戦一方となる形。貴の激しい攻撃に対し、世羅の重く苦しい受けで返す。いつも以上にチャレンジマッチ要素を強くする事で、ストーリー性を上げていた印象。
反撃シーンになると世羅も猛攻を仕掛けるも、貴が最後まで先輩として高い壁に在り続けていた。シンプルな蛍光灯デスマッチではあるが、試合後のマイクにも代表される様に、新たなる旅立ちをした世羅に対する厳しい叱咤激励を見事に表現した試合でした。好勝負に届かない良試合。
評価:＊＊＊3/4
プロミネンス プロミネンス第2戦～紅炎乱舞～ 5/29/2022
コーナーフリーウェポンヴァルキリーデスマッチ
世羅りさ対鈴季すず
(カットあり)
師弟対決。鈴季を10番勝負に向かわせる為に、必要以上にチャレンジマッチテイストを強めた試合展開。キャリア差や関係性からいえばこれがベターではあるものの、既に鈴季は世羅を超えるスペックを持ち始めているので、ライバル関係に設定しても良いレベル。
そこに違和感はあるものの、試合自体は各種凶器攻撃に通常技を織り交ぜていく形。ダムズスタイルで30分ドロー。重厚感は備わっており特別な試合内容ではあるものの、このカードに求めるものはもう少し上にある。
中々良い試合。
評価:＊＊＊1/2
プロミネンス プロミネンス第5戦〜煙焔天に漲る〜 8/28/2022
鈴季すずデスマッチ十番勝負 第2戦/有刺鉄線ボード＋@凶器持ち込みデスマッチ
正岡大介対鈴季すず
性差による体格差が明確に出る為、チャレンジマッチとしてわかりやすさがあるのはこの試合の方。正岡が緩急を使い、鈴季の攻撃を全て受け切り跳ね返す、チャレンジマッチのお手本の様な試合運びを見せ、鈴季のポテンシャルを引き出していた。
スタイル的には正岡やドリュー辺りが1番近いものがある為、この試合の正岡に関しては、非常にフィットしていた。凶器的にはそこまで派手なものはないが、ハードワークと機動力でボリュームのある試合に仕上げた。
好勝負に届かない良試合。
評価:＊＊＊3/4
