東京女子プロレス YES! WONDERLAND 2022~夢の翼を広げ~ 5/3/2022
プリンセスタッグ選手権試合
マジカルシュガーラビッツ(坂崎ユカ&瑞希)(c)対ふりーWiFi(乃蒼ヒカリ&角田奈穂)
ふりーWiFiがダーティーファイトも辞さずに勝ちに行くスタイル。コーナーパットを徹底的に外し、ターンバックルを活用したシーンは魅力的で、分断した時にもっと追い詰める事が出来れば尚良かったが、王座戦の場数に勝る乃蒼が角田をリードしていたのは非常に頼もしい。
いつマジラビの反撃が来るかというのも、坂崎を筆頭に厳しいスタイルを取っていた為、スリル感が抜けなかったのは効果的。更に良い内容になる可能性を秘めており、特殊形式にしても凄い試合に昇華出来そうな予感も漂わせていた。中々良い試合。
評価:***1/2
Friday on #AEWRampage on @TNTdrama in an Owen Hart Foundation Women’s Tournament qualifier,@YukaSakazaki returns to battle former Women’s World Champion @riho_gtmv!
— Tony Khan (@TonyKhan) 2022年5月3日
Yuka Sakazaki vs Riho
Don’t miss Friday Rampage at a special start time:
5:30pm ET/4:30pm CT/3:30pm MT/2:30pm PT pic.twitter.com/Q7AnE08KhS
3分間エキシビション
才木玲佳対遠藤有栖
チアワンの先輩後輩対決は、ある意味レッスルワンへのレクイエム。才木は、芸能活動は続けており、華はピカイチ。筋肉からは引退していても、見事なフィジカルを保っており、動きも抜群。受け身の怖さが引退の要因となった事が良くわかる構成となっていたが、見応えのあるエモーショナルな伝承試合。遠藤も才木に応えて、アグレッシブな動きを見せていました。
プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合
中島翔子(c)対ハイパーミサヲ
タッグパートナーである点、ハイパミが初のプリプリ王座挑戦である点をフルに活かし、序盤はハイパミが翻弄し、それを押さえにかかった中島に対し、徹底した腕殺し。
腕殺しすらも跳ね返そうとした中島には操時代の必殺技も解禁し、引き出し全開で勝ちに行く。これまでの中島なら翻弄されにされて終わっていた、もしくはコミカルに寄せていたと思うが、コミカルによらず、王座戦、メインの重み、自らの価値を落とさずに試合を完遂したところに、中島のメインイベンターとしての進化を見る事が出来る。
このカードの意味を十二分に示し、特別な内容へと昇華させた。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
全体評価:7.5+