MLW Slaughterhouse 10/14/2023
チェンバー・オブ・ホラーマッチ
セカンド・ギア・クルー(マンス・ワーナー&マシュー・ジャスティス)対The Calling(キャノンボール&テイロン)
Tis the season. #MLWSH 🎃 @ManceWarner
— MLW (@MLW) 2023年10月16日
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Holy Shit @ThrashJustice @ManceWarner @MLW #MLWSlaughterhouse pic.twitter.com/CHUukMYQPe
— Politicin’ Hak (@politicin_hak) 2023年10月15日
SGCプレゼンツのクレイジーハードコアがオープニング。ジャスティスのスーサイドな魅力が発揮された一戦のハイライトは、金網頂上からの前転式ヴァン・ターミネーター。新日本、CMLLと提携しておきながら、このカードを揃えるMLWが1番クレイジーである。
平均より上。
評価:***
MLW世界ミドル級王座&CMLL世界ヒストリック・ウェルター級王座戦
AKIRA(MLW ch)対ロッキー・ロメロ(CMLL ch)(w/サリーナ・デ・ラ・レンタ)
Akira & Romero take it to the limit in their match at Slaughterhouse! #MLWSH📍 Philly | Oct 14 | @FITETV pic.twitter.com/iZQEpDBhpw
— MLW (@MLW) 2023年10月15日
Sliced Bread!! #MLWSH📍 Philly | Oct 14 | FITE pic.twitter.com/gHCg3hGLwI
— MLW (@MLW) 2023年10月15日
誰がこの様なカードを観ることが出来ると想像したでしょうか。今年屈指のクレイジーかつサプライズのマッチメイクといっても良いでしょう。大日本でも活躍、竹田誠志に次ぐデスマッチとシュートスタイルの二刀流AKIRAが、CMLLのベルトを賭けて、新日本、NJPW STRONGの戦う敏腕フィクサー、ロッキー・ロメロと闘うと想像出来たでしょうか。
カード通り、ロッキーが格差を示す展開が多くなるものの、中盤以降はAKIRAも持ち前のハードヒッティングとサブミッションでロッキーに応戦。流石に巧さはロッキーに分があるとはいえ、スタイルも近い事もあり、実力を示すスポットは十二分に与えられている。これが新日本参戦に直結するかは不明だが、単なるデスマッチレスラーでないことは証明出来ている。
最終盤の必殺技を返し続ける攻防は少し蛇足ではあるものの、AKIRAの可能性を信じたコート・バウアーとどんな相手でも手を抜かないロッキーにより生まれた良試合。今大会のMOTN。
中々良い試合。
評価:***1/2
MLW世界ヘビー級王座戦
アレックス・ケイン(c)(w/ボマイェ・ファイト・クラブ)対”フィルシー”トム・ロウラー
Kane sends Lawlor into the corner! #MLWSH📍 Philly | Oct 14 | @FITETV pic.twitter.com/0H7IItJjbc
— MLW (@MLW) 2023年10月15日
Kane & Lawlor are already putting on a clinic in our main event at Slaughterhouse! #MLWSH📍 Philly | Oct 14 | @FITETV pic.twitter.com/5FltVBhraa
— MLW (@MLW) 2023年10月15日
スープレックス・アサシン、ケインの切れ味鋭いスープレックスとアマレステクニックに、元MLW世界王者、デイビー・ボーイ・スミスJr.欠場の為、急遽戻ってきたロウラーのスタイルも噛み合っていく。
本来のストーリーではないものの、マッチメイクの妙は感じさせる。ケインもまだ原石に近いレベルなので、これからではあるものの、現代版タズになれる可能性はかなり秘めている。ハードな攻防も多くあり、本線のストーリーではないものの、特番のメインとしては十分合格点を挙げられる。
ケインは日本人も好きそうなタイプなので、日本でも是非見てみたい。
中々良い試合。
評価:***1/2
全体評価:7+