H20 Hustle Palooza 7/25/2021
H2Oダニー・ハヴォック・ハードコア王座戦
アティカス・クーガー(c)対ケネディ・コープランド
マイナーチェンジを続けるRSPとは異なり、次期リーダー候補ともいえる若頭アティカスは、好調を維持。才気溢れるが原石レベルのコープランドの良さを引き出しながら、キャラクターや立ち位置を守るドミネイト中心の試合展開で盛り上げ、得意の緑竹串や有刺鉄線バットでの攻防で爆発。
コープランドの健闘を促しつつ、アティカスの格上感を守る。勢いだけではないアティカスのクレバーさが光るハードコアでした。平均的良試合。
評価:***1/4
H2O王座戦-カスケット・マッチ
リッキー・シェイン・ペイジ(c)対G-レイヴァー
ハードコアはするけれど、デスマッチ色を薄くしていき、メジャー行きを手にしたいRSPの意向が見え隠れする試合内容。昨年よりも技を受けるようになっていて、色々模索しているという所でしょう。とはいえこの試合は期待したほどでは全然なく、失踪していたエディ・オンリーの復帰というサプライズのみの試合でした。
評価:**1/2
H2O DeathiVersary 6/26/2021
アンラッキー13・ステープル・ガン・デスマッチ
G-レイヴァー対ジミー・”チョンド”ライオン
バルーンを顔面にステープラーで打ち付ける、素足の足裏にタトゥーニードルを打ち付けると、ライオンの泥臭くも痛みが伝わるデスマッチの手法と、レイヴァーの猟奇的な面が合わさった内容。コロンの代打出場のレイヴァーだが、レイヴァーだからこそ出来る表現で試合を描き切った。平均的良試合。
評価:***1/4
H2Oダニー・ハヴォック・ハードコア王座戦
ジェフ・キャノンボール(c)対アティカス・クーガー
蛍光灯デスマッチ。テンポ良く蛍光灯を割りながら、ベビーヒールの刺々しさを添加させたこの試合。クーガーの煽りもいつも以上に荒々しく、対するキャノンボールは団体を背負うヒーローとして何とか一矢報いようと奮闘するもという内容。蛍光灯の補佐があるので、シンプルに見応えがあり、ストーリーを交えた試合展開も良いアクセントとなっていた。まあまあ良い試合。
評価:***1/2