Beyond Wrestling Kick 2/25/2024
リオ・ラッシュ対デズモンド・コール
トリッキーな動きを得意とする両者の激突。リオの動きに付いていくだけでなく、カポエラキックや回転系の動きなど得意なムーブで魅了するコール。現代のスコーピオやラッカスの様な魅力を放っており、Beyond界隈で推されているだけある魅力的な存在。
中盤こそ少し間延びしていたものの、その辺りを良く理解しているリオが相手だったということもあり、リオがコールの能力を上手く活かしながら、自らも活きる形の構築を行っており、後数分減らし、中身を凝縮すれば、好勝負クラスも夢ではない見所の多い良試合でした。
中々良い試合。
評価:***1/2
Beyond Wrestling Shamrock Slam 3/8/2024
ジョーイ・ジャネラ対メーガン・ベーン
I have to say Megan Bayne vs
— ⚡️Jae Morgan Moné⚡️ (@Jae_TheFlash) 2024年4月1日
Joey Janela was THE match of the night for Beyond Wrestling’s Shamrock Slam. Absolutely incredible, what a banger. @beyondwrestling @meganbayne @JANELABABY pic.twitter.com/XKEPL8EOJD
この試合の後に行われたGCWの同カードと比較するとメーガンがホームマットであり、レスリングの攻防をしっかり見てくれるBeyondだからこそ試合のクオリティが上がっていったと確信を持てる。
メーガンの類稀なる体躯とパワーをこれでもかと引き立てるジョーイ。千切っては投げを繰り返されてはいるものの、過度に下手に回る事もなく、ジョーイらしいエグい攻撃を多数放つ。スターダム参戦時でも中々ない程、メーガンが受け続けて守勢に回る展開は新鮮。耐え抜いたメーガンが観客の指示を受けて、気迫全開でジョーイを仕留めるこれまでにない姿を見せて幕。
両者共にベストワークを見せ、ショーをスティールする好勝負を仕上げることに成功。ジュリア戦に匹敵するメーガンのキャリアベスト級の一戦です。好勝負。
評価:****
IWTVインディペンデント・レスリングタッグ王座戦
ミラクル・ジェネレーション(c)(ダスティン・ウォラー&カイロン・キング)対MxM(マンスール&メイソン・マッデン)
機動力と独創性で攻めるMGと、メイソンのスケールの大きさと体躯とバランサーとして立ち回る司令塔マンスールのMxMが意外にもスイングしていった試合。MGのホームであるBeyondでもしっかりと内容と結果を残すことに成功。
数多くの団体に参戦し、インディスタイルに順応する事に成功。終盤に移行してもハイレベルな攻防のラリーは継続。フィニッシュこそベルト攻撃から試合再開というものだったが、それに至る内容は見事なものでした。
中々良い試合。
評価:***1/2
全体評価:7
Wrestling Open #123: The Crystal Ball 5/9/2024
“ウォーホース”ジェイク・パーネル対アレック・プライス
ヒールターンしたウォーホースことパーネル対プライスの第2戦。ヒールターンしたことで幅を広げられるため、体格の小ささをテクニックでカバーすることが出来ており、キャラクターと機動力一辺倒にならずに済んでいる。
躍動感溢れるプライスと気怠い雰囲気のパーネルという対比も嵌っており、前戦以上の試合内容に仕上がりました。
中々良い試合。
評価:***1/2
IWTVインディペンデント・レスリング世界王座戦-ノーDQ・マッチ
クルール(c)対リッキー・シェイン・ペイジ
Beyond Wrestling創始者の1人RSPがIWTV王座に挑戦。椅子にドアと簡素な形のハードコアマッチの中で、クルールの怪物性を引き立てようと工夫していたRSPが印象的でした。
平均より上。
評価:***