XPW Pleasures Of The Flesh 2/18/2023
デスマッチ
MAGAブッチャー&アティカス・クーガー(w/ハードコア・ヒルビリー&ジャスミン・セント・クレア)対フェイシーズ・オブ・デス(MASADA&シュラック)
MAGA軍が用意したパートナーはまさかのアティカス。GCWに出なくなった理由がメンタルヘルスだったけれども、業界で1番どぎつい団体に出ているけどもそれは良いのか。
気を取り直して試合に移行したいのだが、試合は無秩序な大乱戦。前半は、リングに入ることもなく、ただひたすら会場全体で暴れ回り、蛍光灯に椅子乱舞、全員大流血とGCWや日本のデスマッチとは違う競技が行われているといっても過言ではないレベル。
MASADAもすっかり往年の切れ味が戻っていて、ネクロとシュラックも変わらず状態をキープ。ただ、終盤は暴れ疲れたか失速気味。MASADAとシュラックのトレイン攻撃といった珍品も披露されたが、グダグダしたまま丸め込みでフィニッシュ。
しかし、前半の大乱闘だけでも観る価値のある試合です。まあまあ良い試合。
評価:***1/2
XPW Here Comes Revenge 3/25/2023
XPWキング・オブ・ザ・デスマッチズ王座戦-スカイハイ・ダブルワイヤー・ダブルガラス・トータル・ヘル・デスマッチ
シュラック(c)対アティカス・クーガー
This was insane! 🤯 @Atticus_Cogar @Thexpwwrestling #HereComesRevenge pic.twitter.com/ejf179h9HO
— Poopsie (@DawgPound013) 2023年3月26日
上記の試合を経て実現した一戦。男の性器に注射器を刺したり、QアノンにDVトラブル男を混ぜるXPWなので無茶苦茶な試合になるかと思いきや、落ち着いた立ち上がりから、徐々に攻防を積み上げていく堅実な形を取る。
2020年以降に身に付けた堅実さを発揮するシュラック。アティカスは何でも出来るタイプなので、重厚に格式を守る形を選んでも対応可能。大外れも大当たりもない安定した展開ではあるものの、得意の竹串は特別版、更に蛍光灯などを投入し、手堅く構築。
期待したクレイジーさはなかったが、竹串スポットでアーティスティックなクレイジーさを演出し、最後はスカフォードから特大の一撃とXPWらしからぬ実にまとまったデスマッチでした。中々良い試合。
評価:***1/2