Wrestling Revolver Cage Of Horrors 7/9/2022
Impact Xディビジョン王座戦
“スピードボール”マイク・ベイリー(c)対1コールド・マンダース
マンダースの圧力を受け切り、ベイリーが得意技の連発で押し切る形。ハードヒット路線の試合であり、ベイリーが、マンダースの猛攻が際立つスタイルと体格ということもあり、X級らしさはないものの、オープニングとしては上々に盛り上げることに成功。平均的良試合。
評価:***1/4
スクランブル・マッチ
ブレイク・クリスチャン対グリンゴ・ロコ対クラッシュ・ジャクソン対ザカリ―・ウェンツ
Zachary Wentz takes a dive off the scaffold! #CageofHorrors pic.twitter.com/5ukuX8prBO
— I Gif All The Wrestling (@Aregularindyfan) 2022年7月10日
ハイフライヤーと巨漢のスクランブル戦。スポットフェストとなるが場外ダイブから高所ダイブまでスクランブルらしいスピーディーで破茶滅茶な内容で楽しめる。
平均的良試合。
評価:***1/4
ザ・スウィッチブレイズ(ジョン・モクスリー&サミ・キャラハン)対ウルヴス(デイビー・リチャーズ&エディ・エドワーズ)
The boys are back together!@TheSamiCallihan @jonmoxley #CageOfHorrors | @PWRevolver
— WWU Clips (@W_W_U_Clips) 2022年7月10日
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サミとモクスリーが遂に再始動。サミの怪我やモクスリーのアルコール依存症の治療で約1年流れた末に待っていた歓喜。CZW時代のテーマに乗り、登場。入場の2人並んだ時の格好良さでもう元は取れた。
試合はオーソドックスなタッグマッチで、引き立て役には贅沢過ぎるウルヴスが、ヒールとして土台を作り、サミの孤立からモクスリーが反撃。技巧派タッグだった訳ではないので、連携数も少なく、通常形式だと突き抜けたものにはならない。
サミもコンディションを上げている最中なので、典型的なゲストマッチといえる内容とはなったものの、このタッグでハードコアやデスマッチをすれば、もう地球上に対峙出来るタッグは数える程なので、ネクストは特殊形式で見たいところ。
試合後モクスリーがサミの頭をよしよしするところに関係性が見えたのも好ポイント。特別な内容ではないものの、ファンとして最高に楽しめたリユニオンでした。
中々良い試合。
評価:***1/2
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ケージ・オブ・ホラーマッチ
ザ・クルー(リッチ・スワン、マシュー・パルマ―&シェイン・”スワーブ”・ストリックランド)対ザ・ユニット(JTダン、タイラー・マトリックス&ローガン・ジェームス)
WELCOME BACK MATTHEW PALMER GODDAM #CageOfHorrors pic.twitter.com/XDnFq24Fjm
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.@swerveconfident risking it all!@Tyler_Matrix @THELoganJames1#CageOfHorrors | @PWRevolver
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ケージといいつつもウォーゲームスであるものの、金網を使ったトラップが設置されているだけで、基本はノーDQと変わらず。置いてあるトラップが金網や有刺鉄線系トラップなのでCZWのタングルドウェブを彷彿とさせる装置でもある。
無秩序系多人数ハードコアを地で行く形。AEWスターとなったスワーブもガンガン受け、テーブルに有刺鉄線トラップ、椅子山トラップなどに次々と各自が身を投じて行く形。ユニットの助さん角さんマトリックス&ジェームズが時折小気味良い連携を見せつつも、基本はリーダーのダンの代わりにとことん受け続けるタフな役割を見事遂行。今は名前を出しにくいイアン(IWA-MS)の元、安い給料で揉まれてきた甲斐があり、この大舞台でも力を発揮。
対するクルーもスターのスワーブをポイントゲッターに据え、スワンとパルマーが繋ぎと身体を張る役目を担う。パルマーは久しぶりの大舞台ということで、セミリタイアしていたとは思えない身体の張り方を見せており、成長したスワンは安定感抜群。
強烈なスポットも数多くあり、アリー・キャッチ他介入祭りにスカフォードを使用した高所スポットに衝撃のサプライズと、てんこ盛りの内容で雑多な気もしたが、各々の奮闘と随一のスターであるストリックランドの輝きでまとめ切る。インディであれば十分過ぎるほど見せ場の多い多人数ハードコアでした。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
全体評価:8