世界のプロレス探検隊

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SLA(Saint Louis Anarchy) Circus Maximus X-9 Review "テキサス・ブルロープ戦"1コールド・マンダース対マッド・ドッグ・コネリー他

SLA(Saint Louis Anarchy) Circus Maximus XIX 7/26/2024


ディンゴ引退試合

ディンゴ対ゲイリー・ジェイ

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 00年代後半にIWA MSでエース格として活躍していた”ミニ・アメリカン・ドラゴン"ことディンゴの引退試合は、IWAにも参戦しており、現在はSLAの象徴でもあるジェイとの一騎打ち。引退試合らしいしおらしさは全くなく、流血ありのハードヒッティングに鋭角な椅子への投げと容赦なし。

 流石にハードバンプはジェイが担当していたものの、ノスタルジックな試合内容ではなく、ハードに突っ走ったのは彼らの色が出ていて面白かった。

 平均的良試合。
評価:***1/4

 

テキサス・ブルロープマッチ
1コールド・マンダース対マッド・ドッグ・コネリー

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 剛腕カウボーイと新星ピットブルの再戦は、テキサスブルロープ戦。殴る蹴るではなく激しく殴る蹴る、カウベルで額を切り刻む、ブルロープを打ち付けるといったブルロープ戦における基本を徹底的に最大限激しく決めていく展開。

 これぞ肉弾戦であり打撃戦。その上、両者とも動ける選手。特にコネリーは体格のハンデをキャラクターと機動力で絶妙にカバー出来ている。彼ららしいオールドスクールなしばき合い。コンセプトを最後まで遵守しながら身体を酷使し続けたタフマッチ。

 この2人にだからこそ出来る試合と言える領域に到達している。試合時間の長さは関係ない。10分に魅力を最大限凝縮した死闘でした。
 好勝負。
評価:****

全体評価:7+