Warrior Wrestling 18 1/22/2022
Warrior Wrestling王座戦
ウィル・オスプレイ(c)対ブライアン・ケイジ
youtu.be 新日本スタイルの内容で、ギュッとコンパクトにまとめて見せましたという試合。15分程のために、セットアップにおけるボリューム感の演出は特筆すべきものはないけれども、アスリート性の強い攻防を重ねていく事で一定のレベルには仕上がっていく。
AEWで絶賛干されているケイジも、良くも悪くも安定していて、尚且つオスプレイの様な凄い攻防で押しまくるスタイルにも親和性はあり、輝きを放っていた。オスプレイが高みに行きすぎて、かなりケイジに合わせていた印象は残ったものの、その分オスプレイがしっかりと押し上げて作り上げた熱戦。好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
Warrior Wrestling 19 2/12/2022
スカイ・ブルー対ミランダ・アライズ
22歳と17歳の対決。地元シカゴのブルーに対し、ヒール要素を打ち出したアライズ。同門のライバルRok-Cに先を越されたとはいえ、17歳でキャリア8年目という破格のキャリアもあるけれども、堂々とした試合運びで試合をリード。
ヒールプレイだけでなく、攻防面でも良い動きを見せ続けていた。この試合ではアライズの働きに魅了された一戦。平均より上。
評価:***
フェイタル・4ウェイマッチ
マイロン・リード対グリンゴ・ロコ対アレックス・ゼイン対ブレイク・クリスチャン
インディ有数のハイフライヤーズの競演。スピードはもっと出せる印象だが、立体的な技の応酬、迫力の空中戦、複数人が絡む連鎖ムーブ等GCWで行われる様な試合よりも設定時間が長かったので、やりたい事を詰み込むことに成功。カード同様確実なメンバーによる確実な内容。好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
サンタナ対”スピードボール”マイク・ベイリー
珍しいサンタナのシングル。相手が好調ベイリーということもあり、ベイリーの作り出す勢いに乗って良い動きを披露。シングルでも腕を磨いていこうということだろう。まだまだ良い選手だがタッグの方が良いという評価にはなってしまうものの、シングルでも違いを生み出せる様になって、メジャー団体の競争を勝ち抜きたい。
まあまあ良い試合。
評価:***1/2
ROH世界タッグ王座戦
ブリスコ・ブラザーズ(c)(ジェイ&マーク・ブリスコ)対ワークホースメン(JDドレイク&アンソニー・ヘンリー)
インディ屈指のベテランタッグ対決。WWEやAEW登場を経てブリスコズに肩を並べる事ができたワークホースメン。実力的には申し分なく、実際に良いシーンは複数あったものの、期待値が高すぎたこともあり、淡白に映る。
ストーリーもないので仕方がないけれども、点を線に繋いでいこうという様な意思は感じ取れず。ブリスコズの貫禄勝ちという印象が強く残る試合。平均的良試合。
評価:***1/4
全体評価:7.5