PROGRESS Wrestling Chapter 105: Bring The Thunder 2/27/2021
PROGRESS Wrestling世界王座戦
カーラ・ノワール(c)対クリス・リッジウェイ(w/ヤング・ガンズ)
現時点のロスターではトップ2の激突。このクラスであれば確実に外さない。タイツにノアカラーの緑を入れたはぐれノア軍リッジウェイは、ボディへのエルボーを使うなどノアらしさは残しつつ、切れ味鋭い打撃を連発し、カーラに肉薄。
対するカーラもハードヒッティングは得意なので、リッジウェイのスタイルに乗りながら、カウンターを見事に決めていく。キャラクターの特異性と試合内容の打撃戦とのギャップ。今のプロレスファンに刺さりやすい内容になっている。
終盤はより消耗戦の様相を強めながら、打撃&カウンター戦法で押し切った格好。無観客なのが惜しまれる激戦。イリアの時同様、短いスパンで組んでも面白いカードである。好勝負に届かない良試合。
評価:＊＊＊3/4
PROGRESS Wrestling Chapter 106: Stick A Pony In Me Pocket 3/13/2021
PROGRESS Wrestling世界王座戦
カーラ・ノワール(c)対ルーク・ジェイコブス(w/クリス・リッジウェイ&イーサン・アレン)
Natural Progression Series VIIを制したリッジウェイの愛弟子ジェイコブスがカーラに挑戦。前回のリッジウェイには鋭さでは劣るものの、体重を増やしているジェイコブスの力技が光る形。カーラが徹底的に受け切って引き出して勝つというスタイルを取った為、ジェイコブスの良さがとことん出た内容には仕上がっている。
WXWなどで観た時はもう少し鋭さがあったはずで、無観客やブランクなどの要因があるので仕方ないが、そのネガティヴ要素以外は、見応え十分のハードヒッティングマッチとなっている。UKインディの未来は、ヤング・ガンズの躍進にも懸かっている。中々良い試合。
評価:＊＊＊1/2
