世界のプロレス探検隊

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新日本プロレス THE NEW BEGINNING in OSAKA 2026 レビュー "ヒロム&フィンレーカーテンコール"/辻陽太対ジェイク・リー他

新日本プロレス(NJPW) THE NEW BEGINNING in OSAKA 2026 2/11/2026

 

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#1コンテンダー・マッチ(GLOBALヘビー級王座)
ゲイブ・キッド対アンドラーデ・エル・イドロ

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 デスライダーズとドン・キャリス・ファミリーの代理戦争という訳でもなさそうで、AEW提供試合兼改めてのアンドラーデのお披露目試合となった一戦。

 外敵に噛みついていたかつてのゲイブはどこへやら、しっとりとアンドラーデを立てる試合運びにシフト。逆に充実度の高いアンドラーデがハードヒッティングに乗ってくれたこともあり、バチバチ感はプラス。

 ド派手な空中殺法に打撃でも存在感を示し、アンドラーデのコンディションの良さがこれでもかと伝わった良試合でした。

 ダービー・アリンしか見えていないゲイブはすっかりAEWスターの様な仕事ぶりになっており、もうゲイブ・キッドではなく、Defiant Wrestlingの若きエースガブリエル・キッドが戻ってきたといっても良いかもしれません。
 中々良い試合。
評価:***1/2

 

デビッド・フィンレー(w/外道)対カラム・ニューマン

 


 残留を発表したモロニーと違って、フェアウェル感満載の試合運び。場外戦からの乱戦模様で前半は一気呵成に攻め立てたフィンレーだが、終盤にトーンダウン。結果は同じUKの若きスター候補であるニューマンをオーバーさせる気満々の世代交代マッチでした。目指すは父親と弟が待つオーランド方面でしょうか。近いうちにメインロスターの昇格連発で層が薄くなった第3ブランドをオーバーキルしてくれるかもしれません。
 平均的良試合。
評価:***1/4

 

NEVER無差別級選手権試合
ウルフアロン(c)対成田蓮

 


 今大会の目玉の一つであるウルフだったが、入場時にHoTの奇襲に遭い、反撃するもレフェリー失神からHoTの波状攻撃に再び遭いあえなく秒殺。地上波放送が決まったDominionに向けた大きなネタ振り。ここで焦らないのは団体としての余裕を感じさせる。勿論その他にプッシュしなければいけない人が沢山いて、それを回していかないと辞めていってしまうのもあるでしょう。

 

IWGPタッグ選手権試合
Knock Out Brothers(c)(Yuto-Ice&OSKAR)対上村優也&海野翔太
 リングでのアナウンスを待たずに殴り合いからスタート。KOBの喧嘩上等スタイルに乗った上村海野だが、その勢いを持続は出来ず、前半は人気勢いに勝るKOBに押されっ放しだったのが正直な所。

 しかし、後半は、上村海野もシンプルに熱く打ち合ったことでボルテージは急上昇。前半は悪い意味でタッグマッチ感がなかったが、後半はニアフォールやカットプレーも加わり、タッグらしい目まぐるしさも追加。激しく豪快な攻防の数々で海野のブーイングもかなり消し去ることに成功し、今大会トップの盛り上がりを生み出すことに成功。

 上村海野のタッグに価値は見出せなかったものの、個々としての才能と実力は申し分なし。それをKOBの勢い溢れる試合運びでまとめ上げ、尻上がりに試合内容が良化させて完走。結果的に今大会のMOTNとなりました。
 好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4

 

IWGPヘビー級選手権試合
辻陽太(c)対ジェイク・リー
 UEに加入し、宮廷道化師キャラクターで曲者感を倍増させたジェイクによるワンマンショー。新生ジェイクのアピールとしては面白かったが、メインでやる様な内容ではなかったのが正直な所。

 このキャラクターの魅力を増幅出来る程、辻との関係性が出来上がっておらず、悪く言えば独りよがりになっていて、辻も見放すまでは言っていないが、持て余していたのは事実。時折豪快な攻撃で魅了するも、すぐさま道化に戻りとまだ試運転段階。

 上手く軌道に乗って、活かしてくれる相手に当たれば物凄くハネるのは間違い無いが、今はまだその時ではなかった。そして楽しみなウルフの試合を2分で失ったこの日の「いらち」な大阪のファンとの相性も悪過ぎた。

 平均的良試合。
評価:***1/4

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全体評価:7.5