AEW Dynamite #323 - Winter Is Coming 2025 12/10/2025
AEW女子世界タッグ王座 初代王者決定トーナメント決勝戦
ベイブ・オブ・ラス(ウィロー・ナイチンゲール&ハーレイ・キャメロン)対タイムレス・ラブ・ボムズ(“タイムレス”トニー・ストーム&白川未奈)
フェイス対決とあり、シンプルな一進一退。スター同士で華やかで安定している内容。試合時間の制約もあるけれども、栄えある初代王者戦だっただけに、もう少し特別にしても良かった。平均的良試合。
評価:***1/4
Continental Classic 2025 ゴールドリーグ公式戦
カイル・フレッチャー対”スピードボール”マイク・ベイリー
研ぎ澄まされた極上の攻防の数々、バリケードへのみちのくドライバー2や場外でのポイズン・ラナの様なメガスポット、強烈な攻防だけが目立ちすぎない様に、緩急と間を絶妙に使った試合運び、そして改めてギアを入れると豪快で丁寧な特別な攻防の数々。これぞAll Elite Wrestlingというべきエリート同士の完成度の高い激闘。
今年のMVP候補にも名は挙がるであろうライジングスターフレッチャーと現在ベスト・イン・ザ・ワールドの1人であるベイリーが高次元で交わった珠玉の名勝負でした。
評価:****1/2
AEW世界王座戦
サモア・ジョー(c)(w/フック)対エディ・キングストン
00年代インディのトップスターであり生き残りである両者。フィールドは近くても、ジョーの出世の方が早過ぎて、交わる事が少なかったため、かなり新鮮なマッチアップとなっている。ジャパニーズスタイルに色濃く影響を受けている両者。
昔の様な過激な打撃戦は出来ないものの、高め上げた洗練性を武器に、要所で激しさを織り交ぜながら、ヒール王者悪くて強いジョーとこのワンチャンスに賭けるアンダードッグキングストンとばかりに、ストーリーテリングの上手さで形にしてしまう。
この試合がベストではなく、この試合よりも良い試合凄い試合は沢山あるけれども、今のジョー、今のキングストンにしか出来ないオンリーワンの試合内容に仕上げてきている。ジョーがシナオマージュのSTFを決める一方、永遠の仇敵クリス・ヒーローの得意技クラバットに、永遠の親友でありメンターであるホミサイドの得意技エースクラッシャーにラリアットを決め、それぞれの道のりを示す様なオマージュ技を放っていたのも憎い。
カードに名前負けすることもなく、長期欠場明けで危惧されたキングストンのコンディションも問題なし。十分エモーショナルにはなる事が出来る激闘でした。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
全体評価:8.5