東京女子プロレス(TJPW) ゴールデンウイークファン感謝デー「西」5/5/2025
【本日公開】
— TJPW 東京女子プロレス (@tjpw2013) 2025年5月7日
5月5日エディオンアリーナ大阪第2競技場大会がWRESTLE UNIVERSEで配信スタートしました。
3時間近くのビッグショー並みのボリュームです!https://t.co/Jl7H9bdRYM
The VOD for the TJPW Osaka show on May 5 has been released on #wrestleUNIVERSE!
Please check it out.#tjpw pic.twitter.com/CvxJEw5Izj
TJPW RUSH! 大阪スペシャルチーム対抗5vs5勝ち抜き戦
タコ焼きチーム(瑞希、辰巳リカ、原宿ぽむ、風城ハル&鈴木志乃対串カツチーム(鈴芽、渡辺未詩、遠藤有栖、HIMAWARI&高見汐珠)
先輩後輩の関係性、辰巳の傍若無人なアピール、2カウントマッチのスリリングさなどこの5分2カウント勝ち抜き戦というシチュエーションの魅力を最大化した辰巳の功績が大きい。辰巳が軌道に乗せて、鈴芽や遠藤の様なトップ層を脅かす存在が辰巳と見応えのある攻防を見せて勢いを持続させる。
中盤は若手同士のフレッシュな激突で異なる魅力の見せ場を生み出し、最後は新旧プリプリ王者渡辺と瑞希登場で、トップの安定感や凄みを打ち出しフィニッシュ。クラウディオ・カスタニョーリも驚愕の高速ジャイアントスイング乱れ打ちで度肝を抜き続け、一方瑞希は、ここ1番でしか出さない渦飴を解禁と小大会とは思えない程の大盤振る舞い。食べ物に対する貪欲さは何者にも変えられない。
個々のマッチアップの良さ、テーマ付けの上手さに加え、作品全体としての創意工夫がこれでもかと見て取れる内容となっており、WWEやAEWを含めても歴代屈指のガントレットマッチを生み出すことに成功しました。
好勝負。
評価:****
SETUP認定オールアジア女子選手権試合
らく(c)対ノア・フェニックス・ダイアナ
らくの変幻スタイルを容易に乗りこなし、キレのある動きで魅了したダイアナ。完成度の高さを示し、見事に存在をアピールした試合。次回参戦ではトップ層との対決も期待したい。
平均より上。
評価:***
3ウェイマッチ
上福ゆき対愛野ユキ対荒井優希
「ユキ」だらけの3ウェイ。テーマとしてはコミカルだが、試合としては3ウェイの王道を行くようなオーソドックスな構成となっており、ビッグマッチではないからこそ出来る挑戦的な内容となっている。策士上福が、直線的な荒井と愛野を誘導し、手玉を取る様子が痛快でした。
平均的良試合。
評価:***1/4
プリンセスタッグ選手権試合
享楽共鳴(c)(中島翔子&ハイパーミサヲ)対マッチャ&アレクシス・リー
普段戦わない相手、普段組まないタッグの挑戦者組というかなり新鮮なマッチメイクとなった結果、中島とマッチャが7割程の出番となっており、アレクシスとハイパミが要所で持ち味を発揮する形。
タッグとしては享楽共鳴の上手さが際立ったが、実力者中島とマッチャのスキルフルな働きが堪能出来た内容で、それはそれで満足。誰とでも良い試合が出来る中島とそれに近いものを持つパワフルかつ細かな気配りも出来るマッチャがその力を発揮しました。中島対マッチャのMLW世界フェザー級王座戦も是非見てみたい。
中々良い試合。
評価:***1/2
全体評価:8