東京女子プロレス(TJPW) SUMMER SUN PRINCESS'24 7/20/2024
121000000(山下実優&伊藤麻希)対さくらえみ&瑞希
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— TJPW 東京女子プロレス (@tjpw2013) 2024年7月20日
👑東京女子プロレス 東京・後楽園ホール
「SUMMER SUN PRINCESS'24」
○第六試合 20分一本勝負
山下実優&伊藤麻希 vs 瑞希&さくらえみ
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世界でも活躍するメンバーを揃えた世界中どこに行っても通用する世界水準の楽しくも激しいタッグマッチ。所属メンバーにさくらがいることで、試合にアクセントが付けられる。瑞希との連携も独創性十分で山下伊藤に引けを取らないレベル。
ミッドカードなので自由度が高く出来ることを利用し、アイデアを詰め込んで披露。最後の豪快無比なスカルキックまで全力で楽しく走り切った一戦でした。
中々良い試合。
評価:***1/2
アジャコング対中島翔子
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— TJPW 東京女子プロレス (@tjpw2013) 2024年7月20日
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「SUMMER SUN PRINCESS'24」
○第七試合 スペシャルシングルマッチ 20分一本勝負
アジャコング vs 中島翔子
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中島が奇襲を仕掛けるも一斗缶でトペを迎撃。
この初手でこの試合の方向性を明確に表している。
中島が素早い動きで撹乱し続け、主導権を握らせないようにする一方、アジャは重い重い一撃を与える。普段の東女参戦時とは全く異なるキレのバックドロップで、この試合はチャレンジマッチではなく、勝負論が働いていると示す。
アジャが、ドミネイトをするシーンはあるものの、ワンサイドではなく中島が反撃を全て試みた上でアジャがねじ伏せて行く。現世代が旧世代に圧倒された、そういう凝り固まったものではなく、互いに良さを引き出し合った内容のため、清々しさの方が強く残る。コンセプトを遂行し切った実現した意義を感じられる一戦でした。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
プリンセスタッグ選手権試合
でいじーもんきー(c)(鈴芽&遠藤有栖)対もかゆき(宮本もか&荒井優希)
でじもんは、新コスチュームで登場。タッグらしさがより出ており鮮やか。
スピードと手数を武器に前半を構築し、中盤以降はシングル王者である荒井が強さを示し、試合をリード。
タッグではでじもんが連携の数・質共に上だが、荒井の活躍を起点にしながら、唯一ベルト戴冠経験のない宮本の奮闘を煽る形。
宮本に関しては、バックボーンの空手を活用した技を使うが、それだけだと視覚的インパクトは弱い。オリジナリティはある技セットなので、わかりやすくダメージを与えられる技がもう少し増えれば、上のポジションも狙えるはず。
荒井、遠藤がダイナミックな動きで、鈴芽は立体的な動きで魅了出来ているだけに、少し差が目立ったのは正直な所。
試合全体としては、かかと落としの蹴り足にドロップキックサブミッションを喰らいながら顔面を長い脚で蹴ってカットと技や動きだけでなく、細かい所にも独創性な面が散りばめられており、アイデア力とセンスの高さを感じる事が出来る。
互いの特性や良さを理解し、それを最大限伝えようと奮闘しているのが良く伝わる一戦。でじもんの王座戦もクオリティが安定しているのは団体にとっては非常に心強い。
中々良い試合。
評価:***1/2
プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合
渡辺未詩(c)対辰巳リカ
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👑東京女子プロレス 東京・後楽園ホール
「SUMMER SUN PRINCESS'24」
真夏のビッグマッチ!!
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白昼夢のパートナー対決。正統派、悪い事なんて全くしないアイドルオブアイドルの渡辺に、ラフを軸に襲いかかる辰巳が試合を掻き回す。こういう方法論もある、レールから逸れても、場外で楽しいラフファイトをしてもまた戻って最後まとめれば良いという辰巳なりの王者として団体を引っ張る渡辺への実地研修。
クレイジーなラフ殺法を軸にしても、脚攻めを活用した試合構築にスリーパーの応酬とテクニカルな面を繰り出し、王座戦のシリアスさをキープする上手さが光る。
その辰巳に呼応した渡辺も、辰巳に乗っかりラフを少し披露し、要所ではジャイアントスイング、今回はリバース式やドラゴンスリーパー式という変型式を決め、直球ばかりではない所を示す。
後楽園ホールでの試合ということもあり、ビッグマッチではあるが、この2人だからこそ出来る内容を優先させることが出来た。
ファンマッチ要素も多く含まれていても、要所でトップ王座戦であることを離さないギリギリの配分で繋ぎ止めた。難しい挑戦だったが、しっかりとモノにしたのは見事でした。好勝負。
評価:****
全体評価:8.5+