AEW Collision #89 - Spring BreakThru 4/17/2025
ROH世界TV王座戦
コマンデル(c)(w/アレックス・アブラハンテス)対ニック・ウェイン
BOSJ参戦が決まった神童ニック•ウェインが、コマンデルと共に大空中戦を展開した一戦。飛び切りの空中殺法と華麗かつ立体的な攻撃の連続で魅了。TVマッチサイズにはなっていたものの、非常に盛り上がりを生んだ良試合でした。
中々良い試合。
評価:***1/2
AEW Collision #80 2/8/2025
バンディード対ブライアン・キース
盗賊と賞金稼ぎの一騎打ち。狂乱カウボーイハングマンも入れたトリオ結成も見てみたいところだが、この2人自体も相性抜群。時間の制約も何のその、疾走感溢れるハードな攻防で魅せる。非常にスイングしており、単なる対ジェリコの一環に終わらせないところが見事。
クライマックスの西部劇さながらの名シーンも誕生。普通にROH世界王座を賭けて抗争してほしいほど好相性を実感出来る良試合でした。中々良い試合。
評価:***1/2
カイル・フレッチャー(w/ドン・キャリス)対マーク・ブリスコ
数え歌化に成功出来たカード。この試合もバンディード対BKと同じく疾走感と激しさを両立した肉弾戦が軸となっており、更には手合わせを重ねただけあり、この組み合わせが良い方向に向かうための型も定まっている。
マークのスーサイドな面は、フレッチャーの容赦ない攻撃とマークの流血を絡めた被虐表現で増幅。甚振りに時間はそこまでかけず、ベースは落とさずに終盤へ。一進一退の攻防に、最高の画を作り出した場外テーブル葬でボリュームアップ。
互いの必殺技を惜しみなく使用した後、裏必殺技に移行する死闘感も見事。テンポ良く得意技必殺技を使うが、安売りはせず、最高の形で使用しているのも大きい。巨大ロスターを抱えるAEWの中でも昇り龍と化している好調2人による充実の死闘でした。
文句無しに好勝負。
評価:****1/4
全体評価:7.5
AEW Collision #86 3/29/2025
ダックス・ハーウッド対ウィーラー・ユータ
デスライダーズ対Rated FTRの抗争の一環で組まれた一戦。ユータが闇堕ち部分の陰鬱さを纏った荒々しい攻撃を繰り出すものの、基本的には高い技術を持つ両者によるスリリングなせめぎ合い。
ブライアン・ダニエルソンオマージュやラフ攻撃を交えたテクニカルな攻撃を繰り出すユータが、ダックスに引けを取らない試合運びで躍動。キャトルミューティレーション対シャープシューターの決め合いも濃密。TVマッチに対応しつつも、スキルフルな内容で魅了しました。
中々良い試合。
評価:***1/2