世界のプロレス探検隊

WWEAEW新日本インディ他、国内外問わずプロレスのマッチレビューを行っています。

WrestleCon: SuperShow 2025 Mark Hitchcock Memorial Review ミッキー・ジェームス対伊藤麻希/鈴木みのる対バタービーン

WrestleCon: Super Show 2025 - Mark Hitchcock Memorial  4/17/2025

www.trillertv.com


ミッキー・ジェームス対伊藤麻希

 

 


 ナタリアと戦ったワンミリのパートナーである山下実優がナタリアと戦ったのと同じく、WWE他で活躍した世界的なリビングレジェンドミッキーとの対決。ここに伊藤麻希が選ばれることの凄さ。ミッキーに負けないキャラクター性を持ち、試合を成立させる技術がないと相手は務まらない。
 攻防自体はグラウンドから始まり、クライマックスも普通の一進一退だが、中盤に挟まれたカラオケタイムがハイライト。JPOP対カントリーという猪木アリを超える異種格闘技戦は、伊藤がJPOP/アニソンでも難易度の高い歌である『創聖のアクエリオン』を歌い魅了。ミッキーは歌というよりもフリースタイル的なパフォーマンスだったが、伊藤がアイドル魂を見せてインパクトを残したのは見事でした。
評価:**3/4

 

鈴木みのる対バタービーン (SPエンフォーサー:ダン・スバーン)

 


 こちらの方が、ちゃんと異種格闘技戦だが、そもそもバタービーンで、なおかつとっくのとうにリタイアもしているので、この低質な内容は必然的。みのるが必死に体裁を整えようとするも、操縦出来るような相手ではない。

 ただ、この様な狂ったマッチメイクは今回の裏WMにはなかったため、いくら悪い試合でもお祭りだからこそ許されるこういう変わり種が一つくらいあっても良い。この方が埋もれず話題になる。
評価:*