東京女子プロレス(TJPW) 東京女子プロレス '25 1/4/2025
新春!ランバー蛇ックデスマッチ
中蛇魔翔子対ハイパーミサヲ
🔴📺 #wrestleUNIVERSE で独占生配信中!
— TJPW 東京女子プロレス (@tjpw2013) 2025年1月4日
👑東京・後楽園ホール「東京女子プロレス '25」https://t.co/rrjRBVkTun
○第四試合 新春!ランバー蛇ックデスマッチ
中島翔子 vs ハイパーミサヲ
※立会人=ポイズン澤田JULIE
※ルールは当日発表。
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新年恒例のこのカードは、蛇年ということで蛇界の手に堕ちた中島を救うべくハイパミが立ち向かう試合。ひたすら楽しいエンターテイメント試合。ランバージャックの妙も活かしており、DDTの系譜を継ぐ東京女子だからこそ出来る演出。
この試合を見ると新年が来たなと思わせる初詣的試合。毎年上手くテイストを変えて魅せ続けてくれる最高のコンテンツです。中々良い試合。
評価:***1/2
インターナショナル・プリンセス選手権試合
荒井優希(c)対鈴芽
体格に勝る荒井が鈴芽をドミネイトし、鈴芽が懸命に跳ね返していく形。正調インディアンデスロックで魅せる上手さ、鈴芽の顔面を気迫の籠った蹴りで撃ち抜いていくその容赦なさ、得意のフルネルソンスラムもいつも以上にパワーを生かして放つなど、対鈴芽用の魅せ方を徹底していた荒井。小柄な鈴芽ということで、どうしても試合構築の選択肢が絞られる中、最適解を示しました。
鈴芽も耐えながらアンダードッグ性を示し、華麗な動きで躍動。それでも荒井に勝つにはパンチが弱いと思っていた矢先、用意していたのはオスカッター式リング・ア・ベル。これには意表を突かれた。一年ベルトを守ってきた荒井を打ち破るに相応しいインパクト満点のフィニッシュでした。
中々良い試合。
評価:***1/2
プリンセスタッグ選手権試合
121000000(c)(山下実優&伊藤麻希)(c)対マーシャ・スラモヴィッチ&ザラ・ザッカ―
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○セミファイナル プリンセスタッグ選手権試合 30分一本勝負
<王者組>山下実優&伊藤麻希 vs マーシャ・スラモビッチ&ザラ・ザッカー<挑戦者組>… pic.twitter.com/peCcfy2S6Q
TNA世界王者マーシャとWWE ID兼West Coast Pro女子王者ザラの最強コンビは、ワンミリの相手として不足なし。
ジョーダン・グレイスとのトレーニングの賜物か、更にフィジカルが強化され、スターの貫禄を漂わせるマーシャと、NXTにもカメオ出演したほど米インディ屈指の登り竜となっているザラが、エネルギッシュな動きで圧倒すれば、山下の切れ味鋭い蹴りと完全シリアスの伊藤が得意のスイングDDTを連発。
昨年素晴らしい名勝負を残した山下マーシャの攻防が完成度高いのは変わらずだが、伊藤マーシャのGCW対決も非常にレベルの高い研ぎ澄まされた攻防となっており、この試合が昇華した大きな要因となった。個々としてもハイレベルな上に、タッグとしてもドゥームス・デイ・デバイス式トペスイシーダに代表される様な豪快な合体技やめまぐるしい連携技の応酬もあり、全く隙のない試合内容となっている。
クライマックスは、ザラが多く担当することとなったが、ザラの豪快な攻撃がワンミリを凌駕するシーンも多数あり、マーシャを封じられても不足感を覚えされなかったのは立派。まさに世界水準の好勝負でした。
好勝負。
評価:****
プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合
渡辺未詩(c)対瑞希
比較的ファストペースで進む序盤から惜しみなく得意技を放っていく展開。トップロープからの場外フットスタンプやエプロンでのジャイアントスイング、リバースジャイアントスイングという特別なスポットも連発。キラキラしたプリンセスになるべく戦っている両者だが、キラーモードでバチバチせめぎ合うタフファイトが見所。
小柄な瑞希を豪快に投げていくだけではなく、強烈過ぎるハンマーパンチやチョップを見舞い、度肝を抜けば、瑞希は、フットスタンプやクロスフェイスといった体格差を無効化出来る攻撃を執拗に見舞っていく。
全編通して無駄なシーンもなく、印象的なスポットも多数。アイドルとうさぎの対決なのだが、そんな事は微塵も感じさせない肉弾戦。瑞希の鋭い攻撃に対しても渡辺がしっかりリードしていける強さを示している。すっかり試合を作ってもらう立場から、自ら作れる立場にもなったのが大きい。
進化を続ける渡辺に対し、秘技渦飴に加え、その場飛びのフットスタンプといった隠し技も披露。激しさと華やかさが最高レベル。この日に限っては、東京ドームに見せつける事が出来る素晴らしいメインイベントでした。文句無しに好勝負。
評価:****1/4
全体評価:9