AEW Collision #70 11/16/2024
AEW女子世界王座戦-ノーDQマッチ
(アナは敗れると、マライアが王者の間は挑戦出来ない)
マライア・メイ(c)対アナ・ジェイ
スターダムにてトレーニングを積み、キャリアを飛躍させた両者の激突、最終局面は純度100%のハードコア・マッチ。椅子、ラダー、テーブルに鉄柵と多数の凶器群を惜しみなく遠慮なく使用していく形。
トニーのモノマネをしなくてもキャラクターが立っており、試合内容も安定して高いマライアと、日本遠征を経て別人の様に力強く上手くなっている成長著しいアナが、身体を酷使し続けるハードな一戦。鉄柵への投げなど男子顔負けの激しいスポットを連発し、有刺鉄線が登場したクライマックスも絶妙な締め方。
両者の株を上げる良試合となりました。
中々良い試合。
評価:***1/2
AEW Dynamite #268 11/20/2024
クラウディオ・カスタニョーリ対ダービー・アリン
クラウディオの怪力とダービーのハードバンプが見事に化学反応を起こした試合。デスライダーズのダークな雰囲気のため、歓声が起こりにくくはなっていたが、極悪ヒールをやらせた時のクラウディオはやはり映える。
超滞空式ブレーンバスターや実況席でダービーをリフトアップし、そのままタイムキーパー席のテーブルに叩きつける荒技も決めるなど、彼らだからこそ出来る攻防は迫力満点でした。
中々良い試合。
評価:***1/2
AEW Collision #64 - Grand Slam 2024 9/28/2024
トリプル・スレットマッチ
ホログラム対ザ・ビースト・モートス対ドラリスティコ
ポストルチャブロズ最有力のホログラムとモートスに久々の登場となるドラリスティコも負けじと凄技で応戦。3ウェイの完成度としてはそこまでだったが、個々のムーブのレベルは世界トップレベル。クライマックスにおける波状攻撃は圧倒的。ドラリスティコも存在感をキッチリ示しました。
中々良い試合。
評価:***1/2
ランバージャック・ストラップマッチ
“ハングマン”アダム・ペイジ対ジェフ・ジャレット
The Hangman comes calling for The Last Outlaw when Adam Page and @RealJeffJarrett face off in a Lumberjack Strap Match at #AEWGrandSlam on #AEWCollision
— AEW on TV (@AEWonTV) 2024年9月27日
Don't miss a moment, Saturday at 8/7c only on @TNTDrama pic.twitter.com/gpsO99lVn6
試合は、よくあるランバージャック戦だが、JJがかなり活躍するため、楽しめる試合。ストラップを徹底的に使い、セコンドもいつも以上に介入する形なので豪華さもありました。この試合に至るプロモでAJスタイルズがTNA時代に使用していたEvil Waysが使われていたのも注目です。
平均的良試合。
評価:***1/4
AEWコンチネンタル王座-エリミネーター・マッチ
オカダ・カズチカ(c)対サミー・ゲバラ
フェイスとして活躍するも過去の問題行動により、全く支持を得られてないサミー。華麗なハイフライングを連発することで何とかオカダに食い下がるものの、オカダが貫禄のメインイベンターぶりを誇示し、サミーを飲み込んでいく。
AEWでの実力実績はオカダに匹敵するものを持っているサミーだが、今、オカダを前にすると格下感は拭えない。オカダがメインに収まると大会も放送も締まる。いつ世界王座戦線に向かっても問題ない重厚感でサミーを文句無しに制圧。
中々良い試合。
評価:***1/2
全体評価:7