世界のプロレス探検隊

WWEAEW新日本インディ他、国内外問わずプロレスのマッチレビューを行っています。

DPW Live 7 Review マーシャ・スラモヴィッチ対中島翔子/アレック・プライス対ロビー・イーグルス他

DPW Live 7 7/6/2024

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youtu.be

 

Battle Of The Bestトーナメント 1回戦
ダニー・ルナ対ダニー・ビー
 RevProの女子王者とNew Texas proの女子王者によるハイスピード肉弾戦。ルナのパワフルな攻撃にピーも呼応し、ギアを上げたままで突っ走る。わかりやすく激しい攻防の数々は、どのリングでも評価を得ることが出来るでしょう。短時間で魅力を出し切った良試合。
 中々良い試合。
評価:***1/2

 

ストリートファイト
ケビン・ブラックウッド&BKウエストブルック対アダム・プリースト&クルール
 実力者揃いの中でここにクルールを入れるのがDPWの強み。良い試合を作るメンバーの中に、よりハードコア力、乱戦対応に長けているその道のエキスパートを呼び、つい最近まで抗争していたプリーストの相方に据えるのも見事。

 機動力を備えたハードコアの中に、巨漢の迫力というエッセンスを加えてスケールアップ。ブラックウッドの打撃、BKのハイフライング、プリーストのバランサーと各々の特性も活かされている。そして粗さがある試合があることでアクセントとなり、大会全体通してもここでハードコアがあるのは大きかった。

 中々良い試合。
評価:***1/2

 

アレック・プライス対ロビー・イーグルス
 稲妻の様な鋭く正確無比な攻撃を見せるロビーの魅力が光る試合。GCWでは良くてミッドカーダーだが、一頃のBeyond Wrestlingの様にシングルでスポットが与えられているプライスは、生意気さと身体能力の高さを生かした試合運びで応戦。

 普段手合わせしていなくても、何回も対戦している様なレベルの高さ。ロビーが米インディに解き放たれるとどれだけの凄い試合が出来上がるか楽しみになる良試合でした。
 好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4

 

Battle Of The Bestトーナメント 1回戦
マーシャ・スラモヴィッチ対中島翔子
 決して派手な試合ではない。ビッグスポットがある訳でも、大技偏重でもない。基本的な攻防を正確に100%の力でやり続けるフィジカルと技量。

 そこにマーシャの打撃やサブミッションという優れたシューターである側面、身長の小ささから来るアンダードッグ性を活かした試合運び、マーシャの攻撃の威力を増幅させながら、自らが攻めに転じた時は、見劣りしない精度の高さとキレを武器に対峙する。業界屈指の実力者同士が当たり前の様に業界トップレベルの試合を演じるので、特別ではないのではないかと錯覚してしまう程。

 この内容に少しハイスポットを加えれば、普通に後楽園を飛び越えて両国のメイン級の内容。最近大事な所で負け続けていると述べていた中島だが、その負け続けている試合で、相手を凌駕する実力の高さを発揮。全盛期を更新し続ける無敵モードに入っている。対するマーシャは変わらず高値安定の活躍。またまだ完成度を上げ続けている。

 全プロレスファンは見るべきだが、東京女子ファンは尚更見て欲しい。アメリカでも中島翔子は健在です。MOTNの好勝負。
評価:****

 

DPW世界タッグ王座戦
“スピードボール”マイク・ベイリー&ジェイク・サムシング(c)対カルヴィン・タンクマン&タイタス・アレクサンダー
 タッグの歴としては長くはない王者組と急造タッグの挑戦者組だが、共に多数の連携を用意してきており、精度が悪くなろうが勢いで何とかしてしまえるのも腕があるからこそ。サムシング&ベイリーの合体式プレイメーカーなど見たことが無い合体技もありとこの組み合わせだからこそ出来た新たな発見があるのも魅力。

 4人ともハードかつ華麗な攻防が出来る選手。サムシングとタンクマンもスピード勝負に対応出来るヘビー級なので、疾走感で最後まで勝負し切ることに成功。

 その中にはヘビー級の2人の肉弾戦で度肝を抜くシーンもありと、誰が主役脇役はない試合内容ではあるが、軽量級には出せない迫力で圧倒したのはこの試合のハイライト。独創性、疾走感、迫力と三つの魅力で押し切った充実のタッグマッチでした。

 好勝負。
評価:****

全体評価:9