SVN Wrestling: H8 Five Six 3/29/2025
デスマッチ
ジャーニー・ファトゥ対ラッキー13
ジェイコブ・ファトゥの弟で、サモアン・ダイナスティ/ブラッドラインの中で唯一デスマッチシーンでの活動を続けるジャーニーが持ち前のサモアンパワーで猛進。軽量級のラッキー相手に怪力を誇示。破天荒かつ豪快な投げ技と蛍光灯攻撃でラッキーを蹂躙。スカッシュマッチに近くなるかと思ったが、ラッキーも奮闘。
どの蛍光灯攻撃よりも痛そうなエプロンへのデッドリードライブでしこたま身体を打ちつけるものの、決死の反撃を見せ対峙。ベテランの正確さとリミッターを解除した猛攻を繰り出し、ジャーニーを追い込んでいく。猛獣ジャーニーの怪物性と、ラッキーがこの日はレイ・ミステリオの様なジャイアント・キラーらしさを感じさせる活躍を残し、この試合を特別なものに昇華させました。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
デスマッチ
Faces of Death(MASADA&シュラック)対H8 Club(ニック・ゲイジ&ボビー・ベバリー)
実力者ベバリーを引き連れて、新生H8クラブを結成?したゲイジ。お馴染みのイントロダクションを途中で切り上げ、乱闘開始。タッグ要素は最低限残すものの、基本的には無秩序な大乱戦。
昨今見なくなった暴れ倒すだけのデスマッチも、このトップレスラー揃いの華やかな環境下であれば、ドル箱に変わっていく。これならMASADAの衰えも気にならない。脇を固めたシュラックとベバリーの活躍が大きく作用したのもポイント。フィニッシュこそ丸め込み合戦でスッキリはしないものの、それまでの内容は、SVNが他のデスマッチ団体に誇るべき好内容だったのは間違いない。
中々良い試合。
評価:***1/2
全体評価:7