東京女子プロレス(TJPW) 第5回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント 後楽園ホール大会 2/8/2025
遠藤有栖対上原わかな
上原の成長度合いを更に凌いでいく遠藤のエネルギッシュな試合運び。成長著しく、地上波への出演など芸能活動も並行しており、人気やスター性も備えている後輩に対し、魅力を引き出しつつも、オーラが浮き上がって見えるかのようなパワフルな動きをこれでもかと見せ、違うステージにいることを示した遠藤。
クラバットや必殺技のキャメルクラッチの様なクラシカルな攻撃を自らのものにするだけの説得力に、パワームーブも武器に出来ているので、これは強いと唸ってしまうほど。シングルプッシュを本格的に推し進めて欲しいと切に願いたくなる。その遠藤をサブミッションで追い詰め続けた上原の執念も見事。小大会なら十分メインを張れる特別な内容でした。
中々良い試合。
評価:***1/2
インターナショナル・プリンセス選手権試合
鈴芽(c)対ジェイダ・ストーン
同じ小柄で機動力が持ち味の選手対決。一方でジェイダにはパワーもあるので鈴芽を投げ飛ばしていくシーンも多数。まだまだ粗さはあるものの、身体能力の高さは目を見張り、才能を感じさせる。そのジェイダを引っ張り、見せ場を作りながら、最後は一発で仕留める王者らしい戦い方を意識していた鈴芽。体格、スタイル的に強さを打ち出しにくいだけに、どこまで風格を出すことが出来るか。この試合においては、ジェイダに押されるシーンがかなりあったものの、試合が進むにつれて、手も合って来だし、そこからは非常にスリリングな攻防を次々と生み出しました。
中々良い試合。
評価:***1/2
第5回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント決勝戦
享楽共鳴(中島翔子&ハイパーミサヲ)対原宿ぽむ&マックス・ジ・インペイラー
序盤からコミカル要素が強い展開が続き、終盤に移行してもハイパミ号での突撃といったビッグ・コミカルスポットを行う徹底ぶり。
その中で、ぽむの成長とインペイラーの洗練された怪物性により、最大化された凸凹タッグの魅力がコミカルもシリアスも全て魅力に変える空間を生み出し、それを様々な試合スタイルへの対応力とメリハリの効いた試合構築に関しては東京女子随一の享楽共鳴が試合をまとめれば問題なし。
対インペイラー、対ぽむ両方で見応えがある攻防を生み出し、決勝戦に相応しい熱量を生み出した。最後の中島対ぽむも、ぽむのキャラクターを活かした上でのシリアスなマッチアップとしてはベストな内容でした。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
全体評価:7.5+