HOG(House of Glory) The Darkest Hour 12/1/2023
スワーブ・ストリックランド(w/プリンス・ナナ)対”スピードボール”マイク・ベイリー
スワーブのキャリア最初の好敵手といっても良いベイリー。CZWに出来たライバル関係をここで再燃。
AEWのスターとなったスワーブがドミネイトする軽めの内容かと思いきや、ベイリーの華麗な攻撃からスタートし、スワーブの支配ターンを経た後、しっかりと20分近く手抜きなしの熱い一進一退の攻防を見せる。
元々の相性の良さはあるものの、ノスタルジーに浸らせるのではなく、世界有数の名レスラー2人に成長した今の姿を見せつけ合う形。華麗さと激しさを兼ね揃えた激戦。
特別なことをしなくても特別になるのは、それだけ類稀なる実力を持っているから。今となってはスーパーレアカードとなったが、その価値に見合った好勝負でした。
評価:****
HOG(House of Glory) Mike Santana Presents Puerto Rican Weekend 6/8/2024
HOGヘビー級王座戦
マイク・サンタナ(c)対アメージング・レッド
サンタナプロデュースの自身のルーツであるプエルトリコの感謝祭的大会のメイン。相手は団体のオーナーであり、リビングレジェンドであり、プエルトリコ生まれのレッド。
試合としては、全体的にサンタナがレッドを立て、レッドが活きる様な構築、演出を行なっていく。レッドも大流血からの荒々しいファイトで応え、流血でのレフェリーストップを思わせてからの乱闘、ノーDQに変更という演出に色を添える。
瞬間では華麗な攻撃で魅了出来るが、ロングマッチ向きではないレッドを理解し、上述の流血やハードなチョップの打ち合いに乱戦ベースでの構築と的確な試合構築を行う。サンタナのレッドとこの場に対する強いリスペクトが感じられるもので、HOGと思えない程丁寧な作りでした。
サンタナの安定感溢れる試合構築とお膳立てを得たレッドの瞬間の輝き、そして試合全体通して途切れなかった大きな熱量が上手くマッチし、特別な一戦に昇華させることが出来ました。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4