AEW Collision #122 12/6/2025
Continental Classic 2025 ブルーリーグ公式戦
クラウディオ・カスタニョーリ対マスカラ・ドラダ
クラウディオがグラン・ゲレーロを破りヘビー級王座を手にしたことにより、CMLLのタイトルホルダー対決となった本試合。冷徹なクラウディオが強力無比なアッパーカットと怪力を活かした投げ技で蹂躙するが、ドラダも驚異的な動きからの七色のアームドラッグから反撃。
結果的にはコンパクトサイズの試合時間と試合内容にはなったものの、極悪スーパーマンクラウディオと世界最高のハイフライヤードラダのマッチアップは間違いないことを示すには十分。もう少し時間を与えるか、スプリントマッチに仕上げれば間違いなく好勝負以上になるでしょう。
中々良い試合。
評価:***1/2
AEWナショナル王座戦
リコシェ(c)(w/GOA)対エース・オースチン
小悪党リコシェと新鋭エース。エースの活きの良さをリコシェがヒールプレイで倍増させていき、トリッキーなスタイルにもリコシェは対応出来るレスラーなので、エースの良さが発揮された一戦。
小悪党で傍若無人、良くも悪くもあけすけに良く喋るリコシェだが、味方のGOAを効果的に配置し、若手のエースを押し上げる試合運びをしてくれるのはAEWにとって非常に有り難く、持っている実力以上に彼の評価を高めて、AEW内のポジションを良くすることに成功している。
中々良い試合。
評価:***1/2
Continental Classic 2025 ブルーリーグ公式戦
ジョン・モクスリー対KONOSUKE TAKESHITA
もう1人ライジングスターを押し上げることを躊躇なくやってのけるトップスターがモクスリー。
オライリーに極め続けられた脚を再び竹下に集中攻撃されること、ダービーやオライリーに加え、同門クラウディオにも負けてしまい負のスパイラルに陥っているストーリーの中にいること、エクスキューズはキッチリ用意されているものの、竹下の価値を高めてくれる戦いを行ってくれる闇のリーダーの真骨頂を示す。
そして、そのモクスリーを堂々と倒し切る説得力と技術を持っているのも竹下。中盤では無駄のない脚攻めで正確に試合をコントロールすると、投、打、飛を駆使して一進一退の攻防を展開。モクスリーのラフを交えた柔術殺法にも対応し、豪快な攻撃で圧倒。試合が進むことにボルテージと深みが増していったこの試合。
クライマックスにおいても序盤の脚攻めを絶妙に反映させることも忘れない。ハングマン戦を除くと近年のモクスリーの試合の中ではトップクラスで好きな試合。
無理な流血や悪い意味のUWFやジャパニーズスタイルオマージュを狙った感じが少なく、荒くれ感はありながらも洗練されていて、彼が通ってきたAEWWWE日本インディ全ての良い所をまとめた試合運びとなっていた。表面でも裏面でもやっぱりAEWの番長は、モクスリーである。
文句無しに好勝負。
評価:****1/4
全体評価:8