世界のプロレス探検隊

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MLW Blood & Thunder 2024 Review KENTA対ボビー・フィッシュ/クルール対マシュー・ジャスティス他

MLW Blood & Thunder 2024 7/12/2024

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3ステージ・オブ・デストラクションマッチ
(1本目:ファースト・ブラッドマッチ、2本目:ストリート・ファイト、3本目:救急車戦)
マッド・”クルール”・クルーガー(w/センタイ・デス・スクワッド)対マシュー・ジャスティス(w/ビル・アルフォンゾ)

 


 ジャスティスは、椅子攻撃と高所ダイブにハードバンプと持ち味を出し続けると、クルールはインディの時より怪物ヒールに徹しつつ、ハードコア慣れしているところも示す。

 ファーストブラッド→ストリートファイト→救急車戦ではあるが、1本毎に角度を変えていくわけではなく、シームレスで続けていく意味では簡素だが、豪快に椅子攻撃、巨大ラダーを使った攻防は、彼らだからこそ出来るハードなもので、ECWを感じさせるには十分。

 3本目のフィニッシュが上手くいかなかったのは惜しかったものの、見所の多い苛烈な乱戦。狙い通りの内容に仕上がっています。

 中々良い試合。
評価:***1/2

 

オペラ・カップ 2024 1回戦
KENTA対ボビー・フィッシュ

 


 元ノア、元WWE同士の再会ということもあり、KENTAがソリッドな試合運びを見せ、フィッシュも老獪な動きで喰らいつく。猛烈なハードヒッティングではないものの、得意のシークエンスやサブミッションを交えながら熱量を上げていく展開。

 全盛期に比べれば鋭さは落ちているとはいえ特にKENTAは全盛期が物凄すぎるだけで今も十分一流。とにかく肉体を酷使するような加点方式の消耗戦ではなく、時間を絞って、無駄を省いて、ベテランの深みで勝負出来るアメリカ他海外の方が今はフィットしているのが伝わる。

 フィッシュ相手だからかあえての緩さもなく的確に仕事を遂行する仕事人モード。G1から外れたからこそ真価を発揮出来る。この夏のKENTAに期待したくなる内容の一戦でした。好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4

 

ノーロープ・デスマッチ
マット・リドル対サミ・キャラハン

 


 遺恨精算戦は、ノーロープ・デスマッチ。WWEではないところのハードコアということで余りやる気がなさそうなリドル。サミの土俵でもあり、受けはするけども、自分から能動的に何か動いていくのではなく、サミの手際の良い試合運びをただ受けていくだけなので、化学反応は起きていない。

 サミのハードコア戦における手際の良い試合運びを堪能出来るものの、それだけという内容。スターパワーもあり、TVプロレスのメインイベントにおける最低の基準は到達しているものの、爆発は最後までしなかった。
 平均的良試合。
評価:***1/4


全体評価:7