AAA Gira Aniversario XXX Noche De Campeones 12/28/2022
AAA世界タッグ王座戦
FTR(c)(ダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィーラー)対ハーマノス・リー(ドラリスティコ&ドラゴン・リー)
Welcome to WWE, @dragonlee95!https://t.co/ptnk8kom7A
— WWE (@WWE) 2022年12月29日
試合後に発表されたドラゴン・リーのWWE入団が話題となった一戦。FTRが意図的にアメリカンルードを演じ、ハーモスはテクニコとして躍動。試合内容はコテコテのアメリカンプロレス。あえて外しにいくのもWWEで慣らした両者なら朝飯前。
悪徳レフェリーティランテスのお家芸が炸裂するも、コナンが排除。クライマックスにかけてはもたついてしまったが、ハッピーエンドで終えることは出来ました。
平均より上。
評価:***
AAAメガ王座戦
イホ・デル・ヴィキンゴ(c)対バンディード
Hijo Del Vikingo with a GOD-TIER PoisonRana at last night’s AAA (12.28.2022)pic.twitter.com/kp6jNtiZP3
— Dark Puroresu Flowsion (@PuroresuFlow) 2022年12月29日
ATENCIÓN 😱🔥
— DIARIO RÉCORD (@record_mexico) 2022年12月29日
Hijo del Vikingo retiene el Megacampeonato tras vencer a Bandido. Así lo festejó 🔥
🎥 @Saul_oCano pic.twitter.com/KwVlS7Oodr
同ロープ走りや場外を駆け回る様な展開で疾走感を生み出しつつ、ラフ攻撃でバンディードが支配していく形は、BIG LUCHAで見せた展開を、この短期間でブラッシュアップ出来ており、特にバンディードが持ち前のスピードと怪力を駆使し、ヴィキンゴを圧倒する前半は完成度が高かった。
対するヴィキンゴも負けじと人間離れした空中殺法を連発。見せる波状攻撃は他を寄せ付けないものばかり。1番のハイライトは、ヴィキンゴが披露したまさかのリバース・ドラゴン・ラナ。ウルトラC級の秘技で終わったかと思いきや、そこからもギアを最高潮に上げたままクライマックスへ。
スピードに乗った時、飛翔した時の華麗さは備わっていたが、性急にし過ぎずペースを保つことで、王座戦の重みを追加。コスチュームも脱いで上半身を露わにしたヴィキンゴとバンディードとの張り手合戦は、ライバル関係を明確に表現しており、マスクで顔が隠れているバンディードと決して表情豊かではないヴィキンゴから熱気が迸っていた。
限界突破しながらも、攻防や技を大事にしていた丁寧さも兼ね揃えていて、この2人の能力が最大限発揮された特別な激闘でした。新境地も垣間見えたことで、2人が新たなステージへと投入したことを感じさせたのも印象的。年末に最高のルチャリブレを披露してくれました。
名勝負。
評価:****1/2
全体評価:7.5
AAA/Big Lucha Una Navidad Con Valores 12/25/2022
Big Lucha世界王座戦
バンディード(c)対イホ・デル・ヴィキンゴ
すぐ後にAAAでの一戦を控えたこのカードが、バンディードのプロモーションで、バンディードが持つ王座を賭けて戦うシチュエーション。
立体的な攻防、ギアを入れると圧倒的な疾走感は示しながら、ライバル関係を煽るようなラフ殺法は、椅子攻撃や場外戦まで。荒々しいバンディードはレアだが、ヴィキンゴがお返しに椅子攻撃を見舞うのもかなりレア。
AAAでの名勝負を前にした予行練習の意味合いが高く、あえてテンションやクオリティを抑えた所は散見されるも、要所で繰り出す攻防はやはり最高品質。本番に対する期待値が高まる一戦でした。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4