世界のプロレス探検隊

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XPW Halloween In Hell 3 Review ~Qアノン、DV男、虚偽申告ピエロ。アメリカの闇を味わう世紀末プロレス~

XPW Halloween In Hell 3 10/22/2022

 

www.fite.tv

 

デスマッチ
ルダルク・シャイタン対ミッキー・ナックルズ
 世紀末の様な大会ではまだマシだが、ミッキーの下ネタもいつもより多く、血は流しているとはいえ手抜きモードではある。それでもまし。平均レベル。
評価:***

 

デスマッチ
ドレイク・ヤンガー対ハードボディ
 どうみてもジョバーでしかない相手に良い試合を作るドレイク。腐っても鯛というか、腐るよりもタチが悪いQの字。デスマッチレスラーとしてはやっぱりレベルが違うのだが、そもそもこんな所でデスマッチをしている事がおかしいので、ドレイクの姿を見る度に、アメリカの闇を痛感することになる。平均レベル。
評価:***

 

プレイグラウンド・デスマッチ
ダーティ・ロン・マクドナルド対パガノ
 GCWを敵に回したリアル道化師ピエロごときに、何故AAAのトップエストレージャが寝なければ行けないのか。現体制もXPWは金払いが良いのかなと思わざるを得ない。
評価:**3/4

 

TV王座戦はこんなところに出て良いわけないウィリー・マックやヒューマン・トルネードにダニー・デマントもどきが登場するも、ルダルクを介入させた劣化版リジー・ボーデンことキャット・マルティニ(XPWオーナー、ロブ・ブラックの恋人?ポルノ女優?)がルダルクを介入させ初代王者に。

 

デスマッチ
ネクロ・ブッチャー(w/ジャスミン・セント・クレア)対テレックス
 どう考えても敵わなかったフランシーンの真似をして、竹刀を持って登場したジャスミン。こちらもしぶとい。そんなことはお構いなくネクロは有象無象の相手に対し、アビーが如く、これでもかと鉛筆を突き刺し続け蹂躙。破壊と暴虐の限りを尽くすマシーンとして自らのレガシーには遠く及ばない相手を制裁。

 テレックスがその後反撃しネクロを流血に追い込むも、ジャスミンのへっぴり腰竹刀攻撃から必殺エイジアンスパイクに繋ぎ勝利。ツッコミ所は多いが、ネクロは元気です。ネクロが元気なのは良いが、メキシカンのレフェリーと結託して、そのレフェリーがMAGA(トランプの支持者)だと名乗るなど、世紀末の映像が続きます。
評価:**1/4

 

ヘビー級王座戦は、DV男が適当な試合でICPの仲間に勝利。

 

XPWキング・オブ・ザ・デスマッチ王座戦
シュラック(c)対エンジェル
 XPWオリジナルのエンジェル(死語だがおかまちゃんで人気)を召喚。流血姿で頑張ったが、試合的には無茶苦茶。血は流し、蛍光灯は喰らったものの、後は適当。乱入者も女子マネも特段効果はなく、女子マネに関しては下手も下手。シュラックが可哀想だが、お金の為ならということ。元々普通ならデスマッチは稼げないものだということを再認識した一幕でした。試合? 血は流したとだけ言っておこう。
評価:*3/4