NPU(No Peace Underground)/New Fear City Murdermania 2022 4/1/2022
NPU王座戦-デスマッチ
パロウ(c)対タヤ・ヴァルキリー
.@Parrow_ Powerbombs Taya through chairs!#MurderMania@NoPeaceFL@TitleMatchWN
— Jocay🇪🇨 (@Jocay19) 2022年4月16日
▶️https://t.co/h7R2aCtAbU pic.twitter.com/MHelxHqSOm
元WWEで、元インパクトレスリングの女子部門のエース、タヤ・ヴァルキリーが蛍光灯を振り回し、デスマッチモンスターパロウに立ち向かう異次元カード。ただタヤとパロウは友人同士。客席からカメオ出演したヘザー・モンローがNPUでデスマッチを行った時もタヤは観に来ていた事もある関係性。
そして蛍光灯こそ珍しいが、オリジナルの方のペロス・デル・マールのメンバーであり、ルチャ・アンダーグラウンドでも数々のタフマッチで名を上げてきた選手なので、ハードコアや流血試合は得意中の得意。無敵のパロウに対しても自らリードし、ハードパンプも志願していたのが印象的。
巨漢のパロウなので大味になるのは仕方がない部分はあるものの、タヤの腕っ節の強さが堪能出来る激戦。蛍光灯、画鋲、ドアに大量の椅子とノーリングデスマッチで出来る事は一通り行っており、見応えは十分でした。中々良い試合。
評価:***1/2
デスマッチ
トニー・ニース対カサノヴァ・ヴァレンタイン
Tony Nese sends Casanova Valentine through the Tube Contraption! #MurderMania pic.twitter.com/KHqfKzD49E
— I Gif All The Wrestling (@Aregularindyfan) 2022年4月2日
SNSでのニースによるヴァレンタインとデスマッチへのディスに端を発し、その後も小競り合いを続け、挙げ句の果てにはヴァレンタインが主宰するNew Fear Cityの大会にニースが乱入。業を煮やしたヴァレンタインが裏WMの今大会でニースを招聘し、デスマッチで迎え撃つ事に。
TONY NESE RUNS IN ON CASANOVA VALENTINE AT #NFC6FT@TonyNese @BlackDeathCas @newfearcityNFC pic.twitter.com/bGIJxXBmHa
— Dakota (@C0UGHY) 2022年3月20日
WWEスターからのAEWスターとメジャー街道まっしぐら、デスマッチなどもってのほか。プレミアアスリートであるニースが、デスマッチレスラー、アスリート性なしのヴァレンタインに対し、どの様に試合を進めるか局地的に話題になっていたが、蛍光灯の破片が散乱するノーリングの舞台で、当然の様にフーディーを着用したニース。皮膚を守る一方で、鍛え上げられた肉体をアピールし、ヴァレンタイン支持の会場を焚き付ける。
試合的にもニースが実力差を示し、蛍光灯でヴァレンタインを痛めつける一方的な展開。ヴァレンタインはダウンベースの受けで試合を進めながら、決死のドア破壊で反撃。しかし蛍光灯はヴァレンタインのみが一方的に喰らい続ける。ニースは、最終的に蛍光灯を一切喰らわなかったが、流血は少し行い、そのニースが着用してきたフーディーに火を付け、そこに必殺のクロースラムで被弾する事で溜飲は下げさせたのは驚いた。
出来るギリギリのラインがこれだったという事で、難しい交渉となったものの、ヴァレンタインは頑張ってやり切ったでしょう。試合も予想通りの展開ではあったが、流石にメジャー経験豊富な実力者ニースが試合のタクトを握り、蛍光灯に火炎攻撃とあれば、ノーリングの影響もその形式の申し子ヴァレンタインが徹底的に受ける事で影響を最小限にしていたのは賢明な判断でした。
想像よりは面白く仕上げる事が出来ていた一戦。平均的良試合。
評価:***1/4
全体評価:7
Running Knees through a Bundle from Tony Nese holy shit! #MurderMania pic.twitter.com/nCbN9rGwpJ
— I Gif All The Wrestling (@Aregularindyfan) 2022年4月2日
NPU(No Peace Underground)/RPW(Ruthless Pro Wrestling)/Circle 6 Body Count Battle 2022 5/7/2022
RPWラストベルト・デスマッチ王座戦
ランディ・ウエスト(c)対ボビー・ベバリー
デスマッチ業界の仕事人対決。無駄もなく身体をとことん張り続けるが、キャリアを重ねた事もあり、応援したくなるランディの魅力と、試合構築を担いつつ、的確に相手を追い詰めるベバリーの鋭さが光る一戦。武骨だが没個性ではない。ベテランの強さが際立った死闘でした。中々良い試合。
評価:***1/2