Wrestling Revolver Swerve's House 4/16/2022
Revolver世界タッグ王座戦
ジ・ウルヴス(c)(デイビー・リチャーズ&エディ・エドワーズ)対プリゾナーズ・オブ・ソサエティ(スティーヴ・マクリン&ウェスティン・ブレイク)
youtu.be ジャクソン・ライカー被害者の会こと元Forgotten Sonsの二人改めPOSが再結成。ただ色があるタッグではないので、荒々しさはあるけども、基本的にはウルヴスのリードに導かれながら試合を進める形。ウルヴズなので当然の様に安定はしており、POSも元WWEらしく邪魔はしない。
その中でもインパクトやインディで奮闘中のマクリンは、サバイブしているだけあって、魅せ方が一歩抜きん出ていた。平均的良試合。
評価:***1/4
スパイダーウェブ・デスマッチ
ジェイク・クリスト対1コールド・マンダース
身内から出た錆を全力で受け止め、職場から追い出され、その職場が大会を開催出来なくなっても、腐らず若手の様に身体を張り続けるジェイクの姿には感涙の一言。SGCの中では置いてかれた感のあるマンダースをリードした上で、自らも有刺鉄線に身を投じ、人一倍血を流す。それでいて内容もクオリティも残す。ジェイク・クリストの意地を見た試合でした。まあまあ良い試合。
評価:***1/2
Impact Xディビジョン王座戦&Revolverリミックス王座戦
エース・オースチン(Remix ch)(w/ジア・ミラー)対トレイ・ミゲル(X ch)対ブレイク・クリスチャン対リンセ・ドラド)
インパクトのRebellion前にXディビジョン王座が懸かることで、ミゲルの勝ちがほぼほぼ確実視されるものの、勝ってもおかしくないメンバーを入れる事、4ウェイで目まぐるしく誰が勝つかわからないような展開を多く組み込む事で緊迫感を維持。そしてリンセ以外はミゲルを中心として何度も戦っているメンバーなだけあり、互いを理解し切った戦いを披露。軽量級のスピーディーかつダイナミックな攻防の数々が展開される。そこにリンセもベテランらしく上手く付いていくのは流石。
ブリトニー・スピアーズオマージュコスチューム着用のエースの彼女兼セコンドのジアの度重なる介入もアクセントとなっており、ただのスクランブル戦で終わらせず、一段上の内容で仕上げてきた良試合。そして試合後には盟友ナッシュ・カーターに向けたミゲルのラスカルズ&MSKポーズにも注目。好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
— Spider-Trey (@TheTreyMiguel) 2022年4月17日
Seems as if people have been emailing WWE. This was an interesting perspective. 🙏🏽 pic.twitter.com/5EnXR8LrrB
— Queen.E.Marie (@QueenEMarie11) 2022年4月7日
シェイン・”スワーブ”・ストリックランド対アティーナ
元々はストリックランド対ルビー・ソーホーだったが、ストリックランドもAEWと契約した為、契約選手同士男女かつフェイス同士で戦わせる訳にはいかないので、ルビーからアティーナに変更。元WWE対決は変わらず。
軽快に挑発していくアティーナをいなしながら、所々ラフを交えた厳しい攻撃を放ち支配をするストリックランド。ハードコア要素があったのは想定外の演出でありながらも、アティーナのタフな面を引き出していく。スター性を明確に放つストリックランドは終始余裕を保ちながら、タフトを振るっていた印象。
.@PWRevolver About this past Saturday .... #AmericanJoshi #Fallengoddess pic.twitter.com/3QgmCBF0Fc
— Athena (@AthenaPalmer_FG) 2022年4月20日
格差は示す一方で、一進一退の攻防やあわや逆転という演出は組み込み、元WWEのスターであるアティーナの価値もキープした上で、ストリックランドの必殺技フルコースでフィニッシュと大人の事情を省みながらも、腕達者らしく出来る限界の配慮を乗り越えて実力を示した一戦。2人の上手さを再認識出来る熱戦でした。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4
全体評価:8