WWE WrestleMania 38 – Sunday 4/3/2022
WWE RAWタッグ王座戦-トリプル・スレットマッチ
RK-Bro(c)(ランディ・オートン&リドル)対アルファ・アカデミー(チャド・ゲイブル&オーティス)対ストリート・プロフェッツ(アンジェロ・ドーキンス&モンテズ・フォード)
Sky Kings. @KingRicochet @WillOspreay @findevan #BOLA2016
— cozy superkick ♻️ (@cozysuperkick) 2019年8月8日
Ospreay / Ricochet / Sydal vs
The Young Bucks & Adam Cole
____________________________________#PWG 2016 Battle of Los Angeles
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オープニングの多人数タッグらしい連鎖ムーブに場外ダイブ、RKO祭りと盛り上がるメンバーと盛り上がる要素を揃えた想定通りの良試合。スピーキングアウト仲間…ではなくリドルのオスプレイオマージュRKOは見事でした。平均的良試合。
評価:***1/4
エニシング・ゴーズマッチ
サミ・ゼイン対ジョニー・ノックスヴィル
マッドマン・ポンドオマージュのボーリング攻撃とSTOP看板攻撃にねずみ捕り付テーブルと、流石CZWにも参戦経験があるジェネリコだけあり、ジャッカスとおバカな仕掛けも、ちゃんとプロレスリングに仕上げてしまう。今のサミ・ゼインにしかここまでの奇抜接待試合は作り出せないといっても過言ではない。ジャッカス軍もそれなりに良く受けていて、ファンマッチでしかないとはいえ、面白い内容にはなっていた。
平均的良試合。
評価:***1/4
エッジ対AJスタイルズ
クリスチャン争奪戦。エッジは、プルード的演出をしたかと思えば、今回からはミニストリー的なダークヒールとなり、先祖返りが進んでいく。そのキャラクター通りに、試合のテンポを重く進める拘りを見せ、そのエッジにとことん付き合うAJという構図。
演劇ベースとレスリングベース半々といった形で、攻防数はかなり多いが、悪い意味でそれを感じさせないエッジの重い演技は、まだまだ線になっておらず試運転感全開。そしてAJは何でも対応出来る天才だが、天才にも高いレベルで向き不向きはあり、この様な重い試合をベビーフェイスとして迎えると、AJの軽快かつ独創的な持ち味が薄れてしまう。このシチュエーションならば、ハードコアにするか、エッジをクリストファー・ダニエルズかカート・アングルに置き換えるしかない。
エッジのブライアン・ダニエルソンオマージュのルベル・ロックに、親友ダックス・ハーウッドオマージュのロープにバウンドさせてからのシットダウン・パワーボムと嬉しい細かな演出はあったものの、最後は事前の噂通りダミアン・プリーストの登場からフィニッシュ。エッジの新キャラ試運転に、AJとの相性もいまいちと、悪い要素が重なり、高い期待に届かず。中々良い試合。
評価:***1/2
パット・マカフィー対オースチン・セオリー(w/Mr.マクマホン)
逮捕歴があるマカフィーとスピーキングアウトで退路が絶たれたセオリーの対決。元NFL選手マカフィーの身体能力が発揮された一戦。レスラーの中でも群を抜いており、流石フィジカルエリートは違う。
対するセオリーは、道化を演じながらも、適所ではキレ味鋭い攻撃を見舞い、この試合に合った試合展開を進める。セオリーは、毎週毎週フィン・ベイラーを負け役にするほど、次代のシナとしてプッシュするだけの素材ではあるので、この起用は妥当。
この様な場数を踏んでいき、トップスターの階段を歩んでいくしかない。ファンマッチとしては上出来。平均より上。
評価:***
パット・マカフィー対Mr.マクマホン(w/オースチン・セオリー)
御年76歳のビンス。肉体はムキムキを維持しているが、その他のレスラー的な動きに関してはヨボヨボで観るに耐えない。ビンスが出るといえば、逆らえる人間など、WWEにはいないので、ビンスのエゴが全てに勝り、その結果醜態を晒す結果となった。
再度のオースチンの登場も、セオリーの見事なスタナー受けを掻き消す、ビンスの過去最低スタナー受け。メイン前のトイレ休憩とみるならば超豪華ではある。ボスの為に皆さんお疲れ様です。
評価:*1/4
WWE王座&WWEユニバーサル王座統一戦-ウィナー・テイク・オール
ローマン・レインズ(Universal ch)(w/ポール・ヘイマン)対ブロック・レスナー(WWE ch)
困った時の王座統一。困った時ではなくてもレインズ対レスナー。引退まで永遠に戦い続ける運命の両雄。今回は、いつもとフェイスヒールが逆転している為、レインズのヒールアピールが使えるものの、それも控え目。レスナーのスープレックスシティ対レインズの各種必殺技という何時の展開。良くいえば安定しているけども、悪くいえば代わり映えがしない。
レフェリー失神からのチープショット連発で、レインズがダーティさはあったとはいえ、レスナーを色んな意味で、シンプルに叩きのめした試合でした。悪くはないけども、ああいつも通りねと感じてしまう。平均的良試合。
評価:***1/4