WWE Friday Night SmackDown #1173 2/11/2022
WWE SmackDown女子王座戦
シャーロット・フレアー(c)対ナオミ
抗争相手が次々といなくなる謎の現象が起きているシャーロット。ロンダという最強のパートタイマー及びリアルでも強い猛者をあてがわれ、文句の言えない状況に追い込まれているが、今回も実績でいえばかなり格下だが、人気はあり、そして下手な真似したら旦那や旦那の兄弟及び親族にして団体最大のメガスターがタダじゃおかない環境下にある為、粛々と仕事を遂行。
ナオミは人気にあやかりながら、持ち前のバネを活かしたムーブを放ち続け、その他の試合構築はシャーロットに丸投げといっても良いが、ナオミのムーブが最大限引き立つ試合展開と、粗を隠し熱戦模様になるあわや王者交代のニアフォール連発の試合内容。攻防の合間のアピールや表情作りも貫禄十分。本気を出し、好き勝手させない環境下に追い込めば、まさに鬼に金棒。縛りを設けたシャーロットはやはり凄い。
管理プロレスとCMの導入も巧妙だったのも相まって、ナオミにキャリアベストマッチをプレゼント。好勝負。
評価:＊＊＊＊
WWE NXT UK #182 2/3/2022
WWE NXT UK女子王座戦-ジャパニーズ・ストリート・ファイト
里村明衣子(c)対ブレアー・ダベンポート
世にも珍しい里村明衣子のストリート・ファイトはイギリスでジャパニーズ・ストリート・ファイト。通常コスチュームでストリート・ファイト感はないものの、竹刀持参のダベンポートを蹴りで蹴散らす姿に、凶器など里村明衣子には不必要だと思わせることには成功。ただすぐに凶器を使用する流れとなる。里村が行う事は何でも制裁感が出る、それだけ強さ厳しさの権化である。
特殊形式の経験としては一日の長があるダベンポートが、的確な凶器攻撃とラフファイトで試合を作り、里村もその流れに乗っていく。さあ終盤に差し掛かろうとしていた時に、ダイビング・フットスタンプを放ったダベンポートが着地時に足首を負傷し、そのままレフェリーストップ。里村からベルトを奪える唯一の存在と言っても良いだけに、惜しまれる結末でした。まあまあ良い試合。
評価:＊＊＊1/2
